ぽんさんぽんすけの日常、時々登山

育児や生活、山登り、趣味(DIY・家庭菜園)のことなどの備忘録です。

切迫早産になったけど、元気に育ってくれている話 産後1ヶ月間編

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生後9日撮影

こんにちは、ぽんすけです!

始めましての育児記事を書いてみたいと思います!

現在、我が家の息子くんは生後4ヶ月(修正月齢3ヶ月)をむかえ、元気に育っております。
2019年1月産まれの我が子は、寒い時期を超えて(家では24時間暖房かけていたので電気代に泣きましたが、、、笑)、春も超えて、初夏を迎えました(^^)

産後まもなくは、マタニティブルー?も加えて、かなりネガティブになっておりましたが、ぽんすけも元気に楽しく育児ができています♫

息子くんは、今では成長曲線真ん中になるほど毎日元気に育っております。

心配事が盛りだくさんの産後すぐでしたが、この辺で一度振り返ってみたいと思います。

妊活入院中のことに関しては、また別に書いてみたいと思います。
切迫早産になって入院した話はこちらから(^-^)/



ここでは、出産後に私自身に起こったマタニティブルーや、息子くんの成長など記録しています。

※妊娠・出産はとてもデリケードな部分ですので、表現には気をつけておりますが、不快な表現があった場合には一言伝えていただけると幸いです。

産後1ヶ月間のこと 退院後~


出産後、5日間の入院を経て自宅へ帰宅!

里帰りの予定でしたが、両親が共働きでゆっくりできないかもしれない&我が家が私の実家からほど近い&旦那さんが全面協力してくれるということで、里帰りはせず自宅へ帰り、新たに3人の生活をはじめたのです。

ぽこさんのこと

基本的には、寝る&おっぱい飲む&排泄サイクルの中生きる、新生児期。
退院時体重が2100gだったので、なかり小さかったですよね。。。
新生児用の洋服がぶっかぶかで手足はマッチ棒。
必死におっぱい飲んでくれて、大きくなってくれました。

息子くんの様子
・大体3時間おきの授乳(1時間で起きる時もある)
・生後8日でへその緒が自然におむつ内に落下していた
・生後10~手や顔にかさぶた出現
・はじめてのお風呂でも泣かずに気持ちよさそう(生後60日まで毎日欠かさずぽんさんが担当大臣でした!)
・大体寝てる
・うんちがぶふぉーって生後20日頃から
・散歩デビューは近所の公園
・おっぱい飲むのはまだ上手じゃなくて、乳首激痛!(あ、これぽんすけのことか)
退院後 生後6日 体重2100g→生後29日 3190g!

ぽんすけのこと

まず、産褥期(出産~6週間まで)はとにかく、安静にしておりました。ここで無理をしてしまうと、その後に響くということで、ビビリながら、産褥体操をしつつ、「横になっていることも、今後のため!!」と動きたい衝動を抑えながら生活を送ったのです。
産褥体操だけは、比較的真面目に取り組んだ気がします。

産後の便秘はマグネシウムが必須!会陰切開の傷の痛みは産後2週間くらいで落ち着いてきました。悪露は3週間くらいでなくなったと思います。

授乳に関しては、さすがに2100gで退院だったので、手足はマッチ棒みたいだし、抱き上げるだけで壊れそうで恐る恐るでした。口は小さくて(もともと小さい方)、うまくおっぱい飲めてなくて、乳首は激痛で、それはそれは、恐怖の授乳タイムでしたね。。。
ちなみに、生後43日から完全に母乳へ移行できましたが、それまでは乳首が痛すぎるのと、息子くんがうまく飲めないのがあったので、搾乳とミルクの混合でやってました。
                       
そんな時助けてくれたのは、メデラの軟膏でした。

大きいサイズもありますよ!私は、小さいほうを使い切って、大きいサイズも買いました。

メデラ軟膏、神様でしたね〜 いや、メデラを塗っていても、かなりの激痛があった時期はありましたが、かなり激痛は軽減されました。
かなり辛かった時期は、シャワーがかかるだけでも激痛でした。
メデラ+ラップ(2時間くらいをメドに)でなんとかしのいでおりました。

息子くんの成長と乳首さんの適応がマッチしだし、ようやく余裕を持てて授乳できるようになったのは2ヶ月半くらいですかねぇ。少し前のことなのに、もう忘れちゃってる、、汗
完全母乳に移行したのは生後42日くらいです。


毎時記載している授乳ノートとにらめっこして、どうしても不安だったので、実費でしたが、母乳外来には合わせて3回行きました。やっぱり、始めてのことだらけで、専門家に聞くのがいちばん(゚∀゚)と思ったわけです。

この悩みについては興味ある方はこちらからどうぞ
ponsanponsuke.hateblo.jp


精神面ではマタニティブルーの泥沼へ片足突っ込んでました。
突然涙が止まらなくなってみたり、自分のこと責めてみたり、そうかと思えば幸せすぎてなけてきたり、精神的に不安定で、THE情緒不安定!って感じでした。
これかずっと続いてしまうと、産後うつになってしまうみたいなので、気をつけたいとこですね。



まとまってないけどまとめ

なんだぁ、かんだあ過ごしているうちに、あっと言う間の1ヶ月。
あれこれ悩んで、誰かに助けてもらったり、試行錯誤してみたり、今となっては悩んだことがいい思い出となっている気がします。

マッチ棒だったころのぽこさんが懐かしく思えるほど、今は大根足になっております。

楽しく毎日過ごせていることに感謝ですね(^^)




産後2ヶ月間編 へ続く、、、

おわり

低出生体重児の新生児期の授乳についての悩みの話

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こんにちは、ぽんすけです(^^)

今回、我が家の息子くんがおっぱいを上手に飲めるようになるまでの軌跡を記録してみたいと思います。

息子くんは予定日より1ヶ月早く出てきた早産児、加えて出生時体重は2312gの低出生体重児でした。

3000gで産まれてきた赤ちゃんと比べて、随分小さいなぁって入院中によく感じていました。どんな赤ちゃんも、おそらく軌道に乗るまではおっぱい問題あると思いますが、低出生体重児の授乳のヒントって、あまりネット上で調べることができなくて、すごく悩みました。

今回は、そんな悩めるぽんすけがNICU助産師さんに指導してもらったことなどかいております。

※指導内容は、それぞれ違うと思いますのでもし悩んでいる人がいれば、今すぐに遠慮せず母乳外来へ行ってみてくださいね。我が家の息子くんは軌道に乗るまでは一般的な授乳量より、だいぶ少なめ&目からウロコの指導内容でしたので。
母乳外来、実費ですけど、、、汗


おっぱいが上手に飲めるようになるまで

退院して家に帰ってくると、入院中は色々助産師・看護師さんに聞けたのに、そういうわけにはいかなくなってきますよね。

ネットサーフィンをして、結局結論にいたらずの毎日。っていうか、ネット上に溢れている情報って、基本的に根拠あるの???!!!ってこと多くないですか。それでも、ネットサーフィンをしてしまうんですよね。

新生児期、育児手探りの中授乳に関する問題が出てきました。

母乳外来の助産師さんに聞きました!


退院して数日、なかなか飲ませ方のコツが掴めなかったのと、なにより息子くんは小さく出てきたので、標準とされている授乳量だとやっぱり多かったんですよね。
大体このくらいの月齢は一回量○○mlって書いてるんですけど、これだと、体の小さい息子くんには多くって飲めないわけですね。


市の保健師さんも、低出生体重時のケアはさすがに経験なかったのか、息子くんに合わせたアドバイスはもらえませんでしたね。
一般的なことは教えてくれましたけど、私が知りたかったのはそこじゃなかったのです〜(市の保健師さんの家庭訪問では息子くんの授乳に関しては難しかったですが、私の精神面のケアはしていただき、本当に来てもらって良かったと思っています!優しく声をかけてもらって、お母さん頑張ってるねって言ってもらえて、なんか張っていた糸がプツって切れて涙が止まらなくなりました。)


そのあとですね、出産した病院の助産師さんにいちばん心配だった授乳量や授乳間隔について電話で聞いてみたのですよ。
息子くんを出産した病院にはNICUがあり、そこの助産師さんの母乳外来に通っていたので、低出生体重児のケアは抜群だったわけです。(私もその病院のMFICU(母体胎児. 集中治療室)に入院していましたし、、、)


私個人の考えなので全てに当てはまるわけではないと思いますが、専門的にケアをしている人たちに聞くのが一番いいと思うわけです。自分でも納得してアドバイスを聞き入れることもできますしね。

そんなわけで、母乳外来で適切な指導をしてもらい、自信をつけて息子くんの授乳問題に向き合うことができたわけです。

 

授乳に関する指導内容と経過記録

生後15日の時点で。。。
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ぽんすけ調べ(一般的なやつ)
新生児の母乳量 生後1週間70~80ml/1回 生後2週間~80~120ml/1回 8~12回/day 

指導してもらったやつ
生後15日の時点 50ml/3時間おき or 40mlくらい/2時間おき ミルクと搾乳を合わせて40~50ml/8回/day
上手に飲めるようになるまでは搾乳したものを先にあげ、その後おっぱい吸わせることで安定した量を飲ませる
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指導してもらった内容は、1回量も1日量も全然違いました!!
少しずつ、そして確実に飲ませるのがコツだったみたいです。
それに加えて、排泄の確認も忘れずに!

ぽんすけの悩み ・確かな授乳量が知りたい→経過記録参照
        ・大体は3時間で授乳時間になるが、4〜5時間寝てしまう時があるけど起こしてでも飲ませるのか?→毎回、安定して一回量を飲ませることで、3時間で起きるようになりました。起こしてでも飲ませるか?に関しては、一概には言えないと。体重増加と相談。


経過記録↓

(生後6日 退院時 体重 2160g)

(生後12日 体重 2300g)→生後15日の時点で電話で相談。上記の指導内容でした。
※生後15日~22日まで 搾乳1回50mlを8~9回/日(搾乳が足りない時はミルク) おっぱい吸わせる2~3回 計8~10回授乳/日


生後22日 母乳外来①
体重 2750g 体重増加50g/day  少しずつおっぱいから飲めるようになってきた印象

指導内容:体重増加が良好で、50g/dayだったので、今度はおっぱいをメインにして140ml/dayのミルクを足していく。どこで足すかは調整する。
※生後22日~29日まで おっぱい5回前後 搾乳とミルク3~4回 計8~10回授乳/日


生後29日 母乳外来②
体重 3190g 体重増加50g/day  フットボール抱きでいい感じに飲めてる、でも乳首痛い

指導内容:おっぱいメインにしたことで、今度は乳首さんが悲鳴をあげていたので、乳首さんの様子をみながら搾乳・ミルク・おっぱいと交互に。搾乳・ミルク追加は30~40ml/day。
※生後29日~42日まで おっぱい8~10回 ミルク30ml1回 計8~10回授乳


生後42日 母乳外来③
体重 3990g 体重増加51g/day  母乳の出が良くなってきて、鼻から噴射事件もあったりなかったりだけど、かなり上手になってきている、まだ乳首は痛い、、、

指導内容:体重増加も良好で体も大きくなってきたので、追加ミルクは必要なさそう。おっぱいの飲み方は次第に上手になっていくと思うから今を乗り越える!鼻からの噴射は、母乳を少し出してから飲ませるといいかも。
※生後42日以降~生後3ヶ月 おっぱい8~9回/日 (生後3ヶ月くらいから突然、夜は8時間くらい続けて寝るようになり、1日の授乳回数は6回になりました。)

指導内容と経過はこんな感じでした。

ちなみに、助産師さんに電話で相談した生後15日までは授乳回数は6~7回でした。授乳量が安定していなかったので、いっぱい飲めた時は4時間くらい寝てしまうしって感じだったのでしたね。(新生児期は3時間おきの授乳で量を確保したほうがいいとのこと。)
生後15日からは、搾乳したものを先に与え(1回に50mlを8~9回約3時間おき)、1日2、3回くらいはおっぱい飲む練習のため吸わせてっていうのをしていると、ほぼほぼ3時間お気に起きるようになりました。確実に、1日の必要量を飲んで欲しかったので、助産師さんのアドバイス通りにうまくいきました。搾乳のしすぎて、首がやばかったですけど、、、笑

生後4ヶ月となった今では、授乳時間も10分かからず、吐き戻しもほとんどなくできてますが、2ヶ月過ぎるくらいまでは1回の授乳に30分くらいかかっていたことを、思い出しました、、、汗

あと、安定して飲めるようになって、完全にメデラを手放せたのは生後70日前後だったので、我慢できないほど痛いときは搾乳したり、乳首さんと相談しながら乗り越えました!!息子くんも頑張ってくれて、今ではうっぱいさんとさっぱいさん(右パイと左パイのニックネームです)とも仲良しです。乳首って伸びるですね!笑 


まとまってないけどまとめ

ほんとに、新生児期の約1ヶ月間は飲ませることに必死で、それとともに、かなり自分でも悩んだ時期でした。過ぎてしまえば、今となってはの話ですが、あの時は自分の一存で彼の運命がかかっているんだ!!なんて大げさに考えちゃって、結構神経質になったりした気がします。

わからないことだらけの育児、専門家のアドバイスは神様レベルです。
悩みを抱え込まず、正しい知識を手にすることで自信をもって子供と過ごせると思います。

今となっては、スクスクプクプク成長してくれて、感無量の毎日ですが、あの頃は〜なんて思ったり。

これは私の備忘録としても書いていることなので、なんだかまとまりなくなってしまいましたが、参考になればと思います。



もし、この記事を読まれていて、お子さんが低出生体重児だったりで授乳に対して不安だったりする人がいたら、抱え込まずに専門家に聞いてみるのが一番だと思います。
ネット上に溢れている情報を見ても、答えは載っていない可能性が高いのではないかと、実体験からそう思います。


おわり

wordpressからはてブロへ移行し、最悪の事態になった話。

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こんにちは。ぽんすけです。

パソコン関係ど素人の私ですが、ブログをはじめた2016年~ついこの前まではwordpressを利用し、ブログを書いていました。
山登りメインのブログを書いており、更新頻度・記事の数は少なかったものの、一記事づつかなり丁寧に仕上げておりました。写真の枚数もかなり多めでした。

それから3年弱、、、無料ブログへ移行しようと決意し、はてブロ(はてなブログ)へ移行したのですが、、、悲しいことになってしまいした、涙

wordpressからはてブロへ移行すること

wordpressって、ブログ開設するにあたって、ドメインの利用料金が発生しますよね。私の場合はエックスサーバー利用していて、確か約1000円/月かかっていたので年間10000円強となり、更新頻度の少なく、記事も少ない&さほど文章力・構成力もないということで、GoogleアドセンスやA8ネット、アマゾンアフェリエイトなど手を出していましたが、ドメイン利用料ほどの収入にはなっていませんでした。

・・・とういうことで、ブログの内容がそのまま残るのであるれば、無料ブログにお引越ししよう!となり、はてなブログへ移行することになったのです。

この、無料ブログへの移行自体もかなり悩みましたが、ブログがそのまま残ると調べに調べた結果移行したんです、、、調べが足りなかったのか、結果、そのまま残らないことになってしまいました、、、トホホ。


移行すること自体はとても簡単

wordpressから無料はてなブログへの以降はとっても簡単でした。
はてブロの方へwordoress記事を全てインストールするだけです。これだけの作業ですから、それほど手間はかからずに終わりました。

ただ、見出しに関しては、はてなブログワードプレスでは見出しタグがずれてしまっているので、そこは一つ一つ手作業で調整しました。
はてなブログは大見出しがh3、wordpressでは大見出しはh2 なのです。)

あぁ、なんだ簡単だったんじゃないかぁ〜よかったぁ〜なんて、この時は思っていたのですが、、、


移行後に何が起こったか

それは、エックスサーバー(ドメイン)解約の日以降に起こりました、、、、
なんの気無しに、ちらっと自分のブログを覗いてみると、


なんじゃこりゃ!!写真が全て見れない(削除されている)じゃないか!!

うっそーーーーん!!!涙


記事内のHTMLを確認すると、おそらくですが、原因がわかりました。
ど素人のぽんすけが察するに、削除された写真のURLにwordpressのブログのアドレスが入っていたのです。

wordoressの契約期間内は、はてブロでも写真は表示されていましたが、wordpressのブログが消滅した今、写真の住所もそのまま消えてしまったのだとうと思われます、涙



はてブロ記事を書くときは本来編集時に写真を1枚づつアップロードするわけですが、それがなかったのですよねぇ。一括で全ての写真はアップロードされないわけです。

わかったこと

私の身に起こったことなので、全てに当てはまるかどうかはわかりませんが、、、

この作業で何がわかったかというと、

wordpressからはてなブログへの移行は文章は完全に移行できるが、写真に関しては移行前のURLに依存しているため、移行前(wordoressブログ)のブログがネット上から消えると同時に写真も同時に消えてしまう!!

です。

はぁぁぁ、そんなの知らなかったぜ。。。これだからど素人は困るんだぜ。

シクシク、、、

多い時は1記事100枚程度記事にアップしていたので、それを今から探し出して、記事にはめ込んでいくなんて作業、、、たかが72記事ですが、私にとっては相当長い道のりになりそう、、、

だ、け、ど。これまでの山登りを振り返ることができなくなるのは寂しいので、過去の山登りを思い出しながら、コツコツ始めたいと思います。

前向きに、前向きに進むんだぜ!!涙


久しぶりの記事は寂しさこみ上げるものとなってしました、笑

実体験&ど素人の記事なので全く専門的ではありませんが、これから検討している方がいるのであれば参考にと思って書きました。

おわり

ぽんさんぽんすけ家について

 

 

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ぽんさんぽんすけの日常、時々登山

 

カテゴリー

☞ 山登り

:山記事は長めです、笑 またいつか縦走したい。

☞お出かけ

:お出かけ情報、子供と一緒に楽しめる場所など発信したい意気込みはあります!

☞山ごはん・家ごはん

:山でのご飯は格別です!

☞出産・子育て

:2019年生まれの男の子ママです。

☞趣味

:家庭菜園とかDIYとか好きです。毎年夏になると野菜を植えます^^

☞ハンドメイド

:子供の刺しゅう入りTシャツやズボン、エプロンなどを作ったりします。イヤイヤ期の男子には神アイテムでした^^

☞お役立ち記事

:雑多なこと。

 

 

ぽんさんぽんすけ家の住人

↓ぽんさん 平成元年生まれのへび年

高所恐怖症なのに山を愛する変わり者。愛用のパタゴニアのオレンジのソフトシェルがトレードマーク。お気に入りは、北岳山域を南北に突き抜ける仙塩尾根。北岳山荘で働いたこともあり、その頃には毎日北岳山頂まで走ってトレーニングをしていたとか。縦走が好き。

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↓ぽんすけ 昭和60年生まれのうし年

山に登ることは健康寿命を延ばすこと!山歩きできのこや苔を見つけるのが好き!思い出の山登りは、5日間の裏銀座+笠ヶ岳大縦走。温泉が大好きです!田舎の病院で看護師しています。茨城に引っ越して来る前は神奈川でER、循環器病棟(カテ室兼)、外科病棟などで働いてました。手芸やパン焼きなども好きです。NikonD3200で撮ってます。最近はハンドメイドが好きで、子供が好きな重機やバスの刺しゅうをTシャツやズボンにして楽しんだり(イヤイヤ期を乗り切ったり)しています。

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↓ぽこさん 平成31年生まれのいのしし年
予定日よりも早く飛び出してきた元気な男の子。フガフガよく寝る、お風呂大好きなぽんさん家のアイドル。きっと、一人で歩けるようになったらぽんさんとぽんすけに山へ連れ出されるんだろうなぁ。

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SNS

 

Instagram  ⇒山の写真とか日常のこととか、時々更新しています

twitter ⇒記事更新時にアップしています。

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それでは、、、

ゆったりまったり更新となりますが、よろしくお願いします。

 

 


 

 

秋の茨城観光!コキアと那珂湊と大磯神社!

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10月のコキア

10月過ぎの紅葉時期になると、一度はニュース番組のお天気コーナーなんかで目にすることのある国営ひたち海浜公園のコキア. モコモコして可愛らしいシルエットが印象的ですよね。

コキアは別名ホウキ草と言われています。この植物が魅力的なのは季節によって色が変わっていくことです。夏の時期は緑色、秋になり真っ赤になり、そのあとは黄金色に変わっていくのです。

10月初旬は緑から赤へと移り変わる時期であり、このグラデーションがまた綺麗だったりするのです。真っ赤に染まるのは10月中旬からと言われており、その時期に一度見に行ったことがありますが、人の波がすごくて何を見に来たんだっけ?と思ってしまったほどです。

私的には、この緑から赤に変わるグラデーションの時期は混雑のピークよりはだいぶ落ち着いていますし来園するにはおススメの時期だと思います。

このコキアが植えてある場所は、春になると青空色が一面に広がるネモフィラの丘に大変身する場所です。公園内ではコキアやネモフィラ以外にも、水仙やバラ、チューリップなど様々な花を季節ごとに楽しむことができますよ。

季節ごとに花を楽しめのんびりできるので、お気に入りのスポットです。また、車で約15分弱の場所には那珂湊漁港があり、新鮮な魚を安く手に入れることができますのでちょこっと那珂湊の漁港もご紹介します。

 

 

国営ひたち海浜公園のコキア。

まず、園内に入る前にチェックが必要なのが、駐車場です。コキアやネモフィラが一番見頃な時期には何万人という人が押し寄せるとのこと。秋の真っ赤なコキアの時期には、混雑によりしばらく駐車場が空かずに駐車場待ちをした記憶がありますのでご注意を。

事前のチェックはこちらからできます。

 


HPはこちらっ!⇒国営ひたち海浜公園


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入園料は410円。

これだけ大きな公園(とにかく広くて、そして、手入れされている季節ごとの花の多さにびっくり)を整備するには、一体どのくらいの人がかかわっているのだろう、、、

この日、私が行ったのは10月10日、平日であり、真っ赤に色づくまであと1週間くらいあったとこともあってか、来園者もまばらでスムースに入場できました。

いつもの癖で西口ゲートから入場。

駐車場は西口と南口がありますが、コキアのあるみはらしの丘に行くには西口の方が近いです。南口からだとかなり遠いので歩くは大変だと思われます。。。汗

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とにかく大きなこの公園内には、移動手段として自転車もレンタルできます。こういった芝生の広場も数か所あり、くつろぐこともできます。

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みはらしの丘近くの芝生ではレンタルのマットレスまで!笑

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10月中旬から本格的にカーニバルになりますね。

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いよいよ、コキアのあるみはらしの丘ゾーンへ突入。

これでも人は少ないほうです。。。

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手前に咲いているのは蕎麦の花。

コスモスとコキアが奥に見えます。

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私が訪れた日は、コキアもコスモスも5分咲きとのことでした。

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これで五分咲きだとすると、満開はどうなっちゃうんだろ。

今回は、一眼レフのレンズが単焦点レンズなのです。今まで望遠レンズだったのですが、単焦点レンズを入手しましたので練習も兼ねてコキアを見に来たのです。

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コキアとコスモスのコラボレーションが美しい。

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コキアは約3万2千本、コスモスは見晴らしの丘にあるもので200万本、ソバの花は約150万本が植えてあるそうです。

驚きの数!

 

ちなみに、夏では景色はガラッと変わるのです。

同じ年の8月にも訪れたときの写真です。 f:id:ponsanponsuke:20190704123114j:plain

緑のコキアもさわやかでいいですねぇ。

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コキアの手入れをしている風景が、茶畑に見える現象。

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10月に蕎麦の花が咲いていたエリアには約3万本のヒマワリが咲いていました。

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空に向かって伸びるヒマワリに元気をもらいます。

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みはらしの鐘で「カーーーン、カーーーン」。

 

再び、秋の季節に戻ります。 f:id:ponsanponsuke:20190704123909j:plain

人もそれほど混雑している感じではなかったですね。これが、真っ赤に染まった一番混みあう時期には、、、

 

2016年10月中旬にも実は訪れていたのですが、こんな感じです。 f:id:ponsanponsuke:20190704151145j:plain

人であふれております!!笑

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10月20日前後のコキアはより真っ赤になり、よくテレビや広告見る様子に様変わりします。

真っ赤に染まってきれいですね。

それにしても、人が、、、笑

 

 

 

コキアを見比べてみましょう。

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上の写真はこちらは2017年、10月10日。

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こちらは2016年のものですが、10月22日。

一気に紅葉が進むとこんなに真っ赤になるのですね。

 

これが、11月になると紅葉が進み、赤から黄金色になるそうなのでまた行ってみたい。 別名箒草というのは、コキアが枯れたあと箒にしていたところからきたみたいです。  

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秋の風を感じる一枚。

奥に見える観覧車は施設内にある遊園地の観覧車です。

 

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以上、みはらしの丘からコキアをお届けしました(*'▽')

 

 

那珂湊漁港

海浜公園のあとは車ですぐの那珂湊漁港に行ってみました。

 


HPはこちらっ!⇒那珂湊おさかな市場


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国営ひたち海浜公園から車で15分くらいの場所にある那珂湊漁港にもちょこっと寄ってみました。クーラーボックスをこのために買ったのです。気合満々で市場へ突入~!

 

 

 

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新鮮な獲れたての魚だけでなく、店舗の奥には乾きものやお土産も売っていますよ。

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平日でしたが、結構賑わっておりました。

売り場のおじさんとのやり取りなんかも新鮮で楽しい。

 

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茨城の代表選手、あんこう

ぽんすけ茨城出身ですが、あんこう食べたことありません、笑

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魚の並べ方が、芸術。美しい。

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ミズダコ。

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おいしそうですが、たくさん買っても食べきれないので泣く泣く諦めました。

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お目当てだった秋刀魚ちゃんは買わずに、マコガレイを手に入れました。

秋サケは5切れで500円(しかもでかい)。マコガレイに限っては5尾で300円の激安。なんでもかんでも買いたくなりますが、ここはひとつ我慢我慢、、、。

 

漁港での買い物を楽しんだ後は、神社にも行ってみました。

 

大洗磯前神社

那珂湊漁港から車で10分くらいの場所には大洗磯前神社があります。なにやらパワースポットとして人気の神社だそうです。

 


HPはこちらっ!⇒大洗磯前神社


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社殿に施された彫刻とともに江戸初期の建築様式を今に伝えており、県指定の文化財なのだそうです。

 

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手水舎。

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あとがき。

ひたち海浜公園は季節によって、見頃の花が違って季節ごとに楽しめます。冬から春にかけては水仙やチューリップ、12月中旬にはアイスチューリップなんていうものも楽しめるのです。梅や、バラ、ポピーなど様々などが季節ごとに咲きますので楽しみですね。

コキアは時期によって景色がガラッと変わるので季節の移り変わりを感じることができます。

黄金色のコキアの時期にまだ行ったことがないので、いつか見に行きたいと思うのです。

 

那珂湊漁港や大洗磯前神社など、ひたち海浜公園の帰りに時間があれば立ち寄って美味しいものを食べてパワースポットで元気をもらって帰路についてほしいなぁっと思うのです。

 

おわり。

 

 

~山ごはん~ 豚汁風きのこ汁

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豚汁風きのこ汁のつくり方

秋がそろそろ始まろうとしている、上越マッターホルン豚汁風きのこ汁を作ってみました。基本的には豚汁と一緒なのですが、きのこをふんだんに使用して秋を先取り(’ω’) 醤油味噌ベースの汁にきのこの風味がとってもよく合っていてグッドでした。 山の気温もどんどん下がってきているので山ごはんは体を温めるものがいいですね(´▽`*)

 

この山ご飯を作った山登りはこちらっ!⇒2017/9/10上越のマッターホルンで真剣勝負の大人のアスレチック@大源太山

 

 

 

prepare

f:id:ponsanponsuke:20190830113523j:plain 材料はあらかじめ切ることができるものは家でカットしちゃいます。

 豚小間ぎれ(220g)

 白菜(3枚くらい)

 ニンジン(1/2本くらい)

 きのこ(エリンギ・ブナシメジ・マイタケ)(各半分)

豚汁のもと(3袋)

 だしの素

 醤油(携帯用1本)

 

Let’s cook

太陽光線がギラギラ突き刺さる中、青空キッチン開始~ 稜線上で贅沢な時間です。

  f:id:ponsanponsuke:20190830113630j:plain まずは、お肉を投入~ 豚肉にはビタミンが豊富に含まれているので、疲労回復にもってこい!山登りのメニューや下山後には積極的に取り入れています。 肉などは基本的には凍らせて、車の中では保冷剤で溶けないように慎重に持っていきますが、やはり気温が高い時期などは食中毒など心配になりますので予防策は万全に!

  f:id:ponsanponsuke:20190830113758j:plain マッターホルン オン マイタケ&ミギテ ニ エリンギ!

  f:id:ponsanponsuke:20190830113835j:plain お肉がよーく焼けたら、きのこを投入していきます。まずはマイタケさんとブナシメジさん。

  f:id:ponsanponsuke:20190830113903j:plain エリンギさんは、手で割いちゃいます。

  f:id:ponsanponsuke:20190830113925j:plain 最後に、白菜とニンジンさんを入れて水を注ぎいれます。水の分量は、野菜をよけて水が少し見えるくらいです。野菜から水分が出ますので少な目でおっけい。

  f:id:ponsanponsuke:20190830113942j:plain 本だしを持ってきたと思ったら、あごだしが入っていました、笑 ま、どっちでもいいんですけどね(/・ω・)/

きのこ汁を煮込んでいる間に、今日のデザートつまみ食い事件!! f:id:ponsanponsuke:20190830114046j:plain デラウエア オン マッターホルン!! 持ってきておいてなんですが、非常に食べづらい!笑 けど、美味しかったですけど(’ω’)

  f:id:ponsanponsuke:20190830114332j:plain いい感じに、野菜がしなしなしてきました。

  f:id:ponsanponsuke:20190830114350j:plain ここで、山で調理が便利なインスタントのとん汁を投入~ この一袋にお出汁なんかも入っているので、本だしはいらないといえばいらないのです、、、。 味の濃さはお好みによってなので、いくつか持って行って、味を調整してくださいね(’ω’)

豚汁でなくても、インスタント味噌汁でも使えます('◇')ゞ

  f:id:ponsanponsuke:20190830114504j:plain 豚汁風キノコ汁完成~!!

豚肉もりもり、白菜・ニンジン・キノコ具だくさん( *´艸`) 豚肉や白菜・ニンジンにはビタミンが多く含まれますので疲労回復にもってこい!味噌の主原料となる大豆には良質なたんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルなどを含むのでさらに疲労回復には欠かせない材料です。 うまみもアップするし、積極的に山ごはんに取り入れていきたいですね。

 

 

あとがき。

山登りではキノコ大好きで(手で)取るのではなく(写真を)撮る専門ですが、山の上でキノコを食べたくなって豚汁風キノコ汁を作ってみました。ぽんさんからは「そこらへんに生えてるキノコいれちゃえば!」なんて、冗談で言われますけど、自生しているキノコは毒性があるものとないものの区別がむつかしい場合いがありますので、気軽にはキノコ汁にしないでくださいね、笑

 

おわり。

 

使った道具('ω')

ちょっとだけかさばりますけど、軽くて丈夫で便利です。3~4人分くらいでも使えました。焦げ付きにくいです。

エバニュー(EVERNEW) アルミフライパンラウンド18 ECA196 "ECA196"

2017/09/24-25 これぞ絶景!初秋の風を感じる稜線歩き@鳳凰三山1泊2日

f:id:ponsanponsuke:20190902152415j:plain

こんにちは、ぽんさん&ぽん助です(/・ω・)/

山登りを始めた年に登った北岳。その道中、真正面に見える鳳凰山にいつか登るぞ!って思っていました。

そして、ついに今回3年越しの願いが叶いました(^^♪

 

地蔵岳観音岳薬師岳の三山から成っている鳳凰山鳳凰三山と呼ばれている南アルプスのお山です。南アルプス縦走コースの中では夜叉神峠を起点とする縦走が現在では最もポピュラーなものだそうです。

今回は、そのポピュラーな縦走コースを横に置いておいて、青木鉱泉薬師岳観音岳地蔵岳~青木鉱泉のルートで登りました。

1日目、青木鉱泉~中道~薬師岳小屋。初日は永遠と続くかと思われた約1700mの急登地獄を味わうことになります、笑 宿泊する薬師岳小屋は2017年8月に改修工事を終えたものすごく綺麗で素敵な小屋でした。

2日目、薬師岳観音岳地蔵岳~ドンドコ沢~青木鉱泉へ。薬師岳地蔵岳の歩きは白峰三山を横目にとっても気持ちがいい稜線歩きができます。

累計標高差登り2094m、下り2080m。歩行距離16.3km。活動時間1日目5時間15分、2日目9時間。危険個所はなく、比較的歩きやすい登山道。特に、2日目早朝から歩いた稜線歩きは360度の大パノラマのなか歩くことができ最高でした。

 

天候が恵まれなかった2017年の夏でしたが、この2日間はスーパー晴天で美しすぎる星空、ご来光も拝めることができて至福の2日間でした( *´艸`)

 

 

 

登山データ

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行程:

Day1:6:10青木鉱泉→中道登山道経由→11:30-12:20薬師岳→12:15薬師小屋

Day2:4:20-4:45発砂払岳(星空観察)→5:00薬師岳→5:20-6:40稜線上でご来光撮影&朝ごはん→6:30-7:00観音岳→8:40-8:50地蔵岳→9:00-9:45鳳凰小屋→13:35青木鉱泉

行動時間:Day1:5時間15分/Day2:9時間 (休憩時間含む) 最大標高差:1765m

歩行距離:16.3㎞(2日間)

山頂標高:地蔵岳2764m、観音岳2840m、薬師岳2780m

登山口までのアクセス:車 青木鉱泉に駐車場(2日間1500円)

山ごはん:ポークシチュー

百名山バッチ入手場所:薬師岳小屋(小屋泊のみ)

温泉:武田乃郷 白山温泉

 

[1日目] 1700m登り切ったその先にあった景色は、、、。

f:id:ponsanponsuke:20190830212315j:plain はい、今回の山旅の始まりは真っ暗な林道から。早朝に登山口に到着するためには、こうなりますよね。

真っ暗闇の林道の運転は怖いものです、、、汗 今回も例によって青木鉱泉までの林道で冷や冷や。対向車が来ないことを祈って進みます、笑

御座石温泉からは地蔵岳へ登るルートがありますが、今回は薬師岳小屋にまずは宿泊するので青木鉱泉の駐車場へ向かいます。

  f:id:ponsanponsuke:20190830212336j:plain 無事に青木鉱泉に到着です。

初日は日曜日だったこともあり車がたくさん。100台収容できるとのこと。

2日間で1500円でした。早朝だったので、料金は下山後に支払いました。

  f:id:ponsanponsuke:20190830212357j:plain ピストンよりも縦走が好きな私たちですので、迷わず今回のルートで計画を立てました。

初日はひたすらに1700mの急登を登り、薬師岳へ。2日目の早朝の稜線歩きがしたかったので初日は我慢の日です、笑

また、今回歩く中道ルートは、薬師岳へ最短距離で登ることができるのですよ。

まずは青木鉱泉から登山口まで少し歩きます。薬師岳に向かうため林道を40分くらい。

  f:id:ponsanponsuke:20190830212423j:plain カーブミラー遊び(/・ω・)/ 久しぶりの小屋泊と念願だった鳳凰三山に登ることができることにテンションが上がるぽん助。

  f:id:ponsanponsuke:20190830212733j:plain 登山口はまだかなぁ、まだかなぁって歩いていると、朽ちた小屋が出てきました。

  f:id:ponsanponsuke:20190830212801j:plain 登山口にあった案内をみて、気を引き締めなおします。

  f:id:ponsanponsuke:20190830212820j:plain なにやらぽんさんが手招きしています。

なんだ、なんだと寄ってみると、、、 f:id:ponsanponsuke:20190830212845j:plain

どなたかが付け加えてくれたんですね。。。

えー、どんだけかかるのー!って心の準備が必要な数字、笑

  f:id:ponsanponsuke:20190830212927j:plain さぁ、始まりました。

中道登山道の急登地獄、笑

出だしからかなり傾斜あるね~って登り始めます。

  f:id:ponsanponsuke:20190830212953j:plain ひたすらにもくもくとそれなりの傾斜を登ります。展望もなく、ただひたすらに高度をかせぐこの道は、修行の道だと思います。

危険個所はないので一歩一歩足を運ぶことだけが課題。

 

ちょっと飽き気味になってきたぽんさん、笑

 

そして、結構登ったかなぁって思っていたころに出てきた標識に愕然としたぽん助。 f:id:ponsanponsuke:20190830213016j:plain

「まじかーー、あと3時間あるーーー、笑涙汗」

色々な感情が混ざり合います。

おそらく、この中道登山道を登ったことがある人ならこの標識を見た瞬間に同じことを感じるであろう。

ここは、コースタイムで言うと、4時間40分を展望もない急登をただひたすらに登りっぱなしというドエムな登山道なのです。

時間は見ながら登ってきましたが、実際にあと3時間と表記されていると精神的ダメージが大きい、笑

  f:id:ponsanponsuke:20190830213104j:plain 人間というものは、覚悟を決めると動揺しなくなるものかもしれません。

私たちは知っているのです、一歩先に足を置くと、一歩進むのです。それを繰り返すと、いつの間にか目的地にたどり着いたりしているものです。

単純な繰り返しを、続ければいいのです、笑

この時期になると、さすがにきのこさんたちもシーズンが終わってしまっているのでちょっと寂しい思いで登り続けます。

  f:id:ponsanponsuke:20190830213131j:plain 急登の途中で、巨石を発見!!!

かなりの大物ーー!!

 

f:id:ponsanponsuke:20190830213154j:plain 1700mの急登地獄なこともあり、下山時の膝のことを考えて初めからストックを使っていたぽん助。普段使いなれないストックにより肩~腕が張ってきてしまったため、ヨガ風ストレッチ、笑

これ、思いのほか効きました。疲労を感じてきたら、早めの対処は必須ですね(_)

  f:id:ponsanponsuke:20190830213230j:plain 休憩後も樹林帯を本当に果てしなく登ります。

下山してくる登山者ちらほらいたのみで静かな山歩きでした。

  f:id:ponsanponsuke:20190830213256j:plain 9月の下旬、まだほんのちょっとだけ紅葉が始まっているように思われます。

空を見上げて深呼吸~

  f:id:ponsanponsuke:20190830213320j:plain 樹林帯を登り始めて、、、4時間、、、

ようやく青空が目の前に!!

しかも、いきなり見えたのは薬師岳山頂にある尖った大岩!

 

今まで樹林帯を果てしなく黙々と登ってきたので、やけにテンションが上がる一行。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830213347j:plain もう少し~!!ってところで、まだドエムっ気を出してくる中道登山道終盤、、、汗

ほぼ、板やん!!!って、関西人風に突っ込みいれる茨城県民のぽん助、笑

  f:id:ponsanponsuke:20190830213412j:plain ようやく険しい登りを終えて、白砂広がる一帯へ到着。

もう、ここから薬師岳&薬師小屋まではさほど遠くもなさそうなので、ここら辺でお昼にしました。

対面に座っているおじ様は日帰りとのことで、私たちが5時間かけて登ってきたところを3時間ちょっとで登ってきたとか。

この日は午後から天気が崩れる予報で、確かに何やらガスが立ち込めてきていました。

 

縦走予定だったけど、ここからまた引き返すとうおじさまの健脚に脱帽です。

 

おじさま曰く、薬師岳山頂付近は風の通り道になってるから、ここで食べたほうが風が来なくていいよって教えてもらいました。

 

晴れ間が垣間見えるときは暖かいですが、日差しがさえぎられると若干寒く感じました。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830213515j:plain お、なんだかちょこっと秋風~

  f:id:ponsanponsuke:20190830213557j:plain 薬師岳山頂周辺です(’ω’)

なんと、明日撮ればいいや~って謎の思考で山頂標識の写真を撮り忘れました、笑

 

山頂周辺は花崗岩のザレ場になっていて、広々しています。山頂には2つの岩塔とザレ場の平地があって、ハイマツが彩りを添えていて、まさにロックガーデン!

 

ここから5分弱で本日のお宿、薬師岳小屋に到着します。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830213626j:plain おわわ、一瞬の隙を見てガッスール研究所になってしまいました。

天気予報は大当たり。

写真中央やや左よりの場所に赤茶の屋根が、改修工事を終えたばかりの薬師岳小屋です。もうちょっと~

  f:id:ponsanponsuke:20190830213646j:plain さてさて、到着しました~(´▽`*)

薬師岳小屋です('◇')ゞ

テント場・水場はありません。もしも、テント泊って方は南御室小屋まで行くことになります。

 

2階建ての素敵なたたずまい。

  f:id:ponsanponsuke:20190830213715j:plain 玄関に飾ってありました。

創業1973年!! 44年目~( ゚Д゚) 歴史がありますねぇ。

 

薬師岳小屋HP→ホームページはこちら

 

私たちは素泊まり布団無しで利用させてもらいました。

食事は自炊で、そしてシュラフを持参。

これには理由があって、ぽんさん&ぽん助は2人ともハウスダストアレルギーがあるのです。小屋泊し布団をお借りすると、ほぼ100%鼻汁攻撃&咽頭の違和感に襲われるのでシュラフを持参しました、汗

素泊まり布団無しで一人5000円でした。

 

登山客が少ない時間帯に到着できたので、その間に写真を撮らせていただきました。 f:id:ponsanponsuke:20190830213816j:plain

2階が就寝スペースになっています。1階は食堂と受付。

そして、受付を済ませお代を収めて親切な小屋の主さんに案内していただきました。

改修工事後間もないということもあり、山小屋とは思えない清潔さ&快適さ。

階段から上がってすぐの中央の黒いマットレスが敷いてある場所が、布団無しの利用者が使用するスペースです。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830213837j:plain 私たちは布団無しだったのでこんな感じで利用させてもらいました。黒いマットレスがあるので、シュラフだけでも快適でした。

ただ、丁度フロアの中心だったので丸見えでちょこっと恥ずかしかったです、笑

  f:id:ponsanponsuke:20190830213905j:plain お布団の方はこちら。準個室みたい。

マットレスも5㎝くらいあって「寝やすそ~」ってほんとに思いました。

  f:id:ponsanponsuke:20190830213924j:plain 就寝スペースは2階に分かれていました。

それにしても、きれいです。

  f:id:ponsanponsuke:20190830214010j:plain 一番びっくりしたのは、更衣室がお店の更衣室みたいだったこと!

床にはモフモフマットが敷いてあって、全身鏡が置いてあって、ハンガーラックがあって、暗くても大丈夫なようにライトもありました。

山の上なのにこの配慮は驚きです。

  f:id:ponsanponsuke:20190830214049j:plain そして、2重窓!

防寒!

  f:id:ponsanponsuke:20190830214108j:plain アーンド、自然光が差し込む天窓まで(*'▽')

 

久しぶりの小屋泊でしかもこんな快適だったので、小一時間ほどシュラフにくるまってごろごろ。

窓から外を見てみると、ガスが晴れて青空が見えているではありませんか!

これは外に出てみない手はない!ということで、寝ていたぽんさんに「今がチャンス!!!」「美味しいコーヒー飲みに行こう」と、どうにか誘い出して薬師岳のすぐ横の砂払岳に向かいます。

  f:id:ponsanponsuke:20190830214136j:plain 薬師岳小屋から5分もせずに行くことができます。

巨石が散在していてゴツゴツ。

  f:id:ponsanponsuke:20190830214201j:plain 小屋がすぐ後ろ。

ここでのキャンプは禁止となっているみたいです。

  f:id:ponsanponsuke:20190830214225j:plain 少し登っていくと巨石に登ってのんびり撮影~

  f:id:ponsanponsuke:20190830214309j:plain ぽんさんが狙って撮った一枚。

一番右が薬師岳

明日歩く観音岳と縦走路も一望。

  f:id:ponsanponsuke:20190830214336j:plain 北岳を見つめるぽん助。

2016/7/2-3百花繚乱、上空3000mに広がるお花畑&南アルプスの盟主・北岳

  f:id:ponsanponsuke:20190830214527j:plain 惜しいなぁぁぁ。

北岳、もうちょっとで全部見えそうなのに、、、笑

ゆっくりゆっくり動く雲をずっと見ているのが好きです。

  f:id:ponsanponsuke:20190830214616j:plain 風もそれほど強くなかったのですが、防寒はしっかり。

それにしても、展望には事欠かない場所です。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830214636j:plain 薬師岳と巻層雲。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830214739j:plain 巨石と巨石の間にはこんなスペースも。

ここでのんびりティータイム。 f:id:ponsanponsuke:20190830214813j:plain ティーパックに挽いた豆を入れて持ってきました。コーヒーの強い香りがいい匂い~

最近の相棒、マルコも一緒です。

 

f:id:ponsanponsuke:20190830214834j:plain かくれんぼしている北岳とマルコ。

明日はきっといい景色を見せてくれるはず(^^♪

  f:id:ponsanponsuke:20190830214900j:plain そして、鳳凰の舞 ぽんさん&ぽん助バージョン!

  f:id:ponsanponsuke:20190830214924j:plain 巨石の上で自由を満喫して、小屋に戻ることにします。

 

って、振り返ったらぽんさんが岩と岩の間に挟まってもがいていました、笑 f:id:ponsanponsuke:20190830214955j:plain 「あぁぁぁぁ、お尻がハマって動けないよ~!!」に爆笑。

  f:id:ponsanponsuke:20190830215051j:plain

小屋に戻ったら、明るいうちに夕飯の準備をします(^^♪

  f:id:ponsanponsuke:20190830215142j:plain 夕食は、ポークシチューにしました('ω')

小屋の中での調理スペースはないので明るいうちに食べちゃう作戦!

ポークシチューと白米をメスティンで炊いて、もりもり食べます。

 

夕食を済ませて、またシュラフにくるまってゴロゴロゴロゴロ。

 

18時過ぎに歯磨きをしながら外をウロウロしていたら夕暮れがきれいだったので、急いでカメラをもって先ほどの砂払岳のそばでカメラカメラ~ f:id:ponsanponsuke:20190830215235j:plain

北岳のてっぺんが見えます。ちょっとぶれちゃってるのが残念ですが、黄昏タイムはとっても素敵な時間でした。

 

 

小屋の就寝時間は20時。

明日は星空撮影&ご来光を観音岳付近で拝みたいので朝は3時起きです。

明日はお天道様ピッカーーーンの一日になりますように。

 

 

 

[2日目] 縦走路からの展望は圧巻。早朝出発で美味しいとこどり!

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3:30

小屋を早朝出発。着込める物はすべて身にまとい、完全防備です。

ぽんさんは、ぽん助が撮影している間はシュラフにくるまってミノムシ状態、笑

 

街の灯りがきれいでした。

星空もこれでもか!!ってくらいの沢山の星が頭上に( *´艸`)

2日目、幸先のいいスタート~(*'▽')

  f:id:ponsanponsuke:20190830215706j:plain

4:20

薬師岳小屋を出発し初日に写真を撮り損ねた薬師岳で記念撮影、笑

まぁ、こうなりますよね、笑

  f:id:ponsanponsuke:20190830215730j:plain シルエットが気に入ったのですが、実はマニュアル設定にしたままだったので、ぼけているという失態、笑

歩き出したときは暗かったのですが、30分くらい歩くと空が明るくなってきました。この、空の色が変わる時間、贅沢ですよね。

この非日常がプライスレス^^

  f:id:ponsanponsuke:20190830215755j:plain 振り返ると富士山&雲海!!

薬師岳観音岳へは比較的なだからな稜線歩きです。

 

そして、右手には北岳白峰三山や仙塩尾根、甲斐駒ヶ岳も展望良いです。 f:id:ponsanponsuke:20190830220037j:plain

徐々に空が赤くなってきたので、観音岳でご来光を見る作戦を変更して、稜線上の岩で風よけできる場所を探してそこでゆっくり朝陽を拝むことにしました。

f:id:ponsanponsuke:20190830220141j:plain 甲斐駒ヶ岳仙丈ケ岳方面。徐々に山頂付近に朝陽が。

  f:id:ponsanponsuke:20190830220210j:plain 朝陽を待ちながら、朝ごはん。

雲海テラスとはまさにこのこと。

  f:id:ponsanponsuke:20190830220231j:plain 富士山を久しぶりに拝みました。

そして、空が明らんできたと同時に、山が赤く照らされていきます。

  f:id:ponsanponsuke:20190830220303j:plain 右手に白峰三山

 

f:id:ponsanponsuke:20190830220327j:plain 北岳からみた朝陽も忘れられない思い出ですが、ここから見る朝陽は、その時の思い出と今見ているこの景色と2つの思いを楽しめます。

北岳の山頂にも人がたくさんいて、この景色を楽しんでいるんだなぁっと思うとなんだか勝手に親近感がわいてきます、笑

  f:id:ponsanponsuke:20190831121301j:plain 太陽が雲海の下から昇ってきます。動いているか動いていないかわからないくらい、雲海は穏やかにたたずんでおりました。

f:id:ponsanponsuke:20190831121337j:plain 徐々に、その姿を現わそうとしています。

雲海の上には雲一つない晴天。宇宙まで見えちゃいそう、笑

  f:id:ponsanponsuke:20190831121402j:plain アーベントロート。自然の芸術ってこのことだなぁったつくづく思うのです。

ほんの数分しかない貴重な時間に心奪われます。

これが見たかったんだよなぁ。

 

f:id:ponsanponsuke:20190831121434j:plain 北岳と一緒に北岳T着てツーショット。

「これ、やりたかったの」と北Tを着込んでいたぽんさん。私もやりたかった、、、まんまと北Tを家に忘れてしまいました、、、涙。

  f:id:ponsanponsuke:20190831121453j:plain 横に伸びるラインが、徐々にくっきり。

ちなみに、夕方に見えるのはモルゲンロート。

  f:id:ponsanponsuke:20190831121514j:plain 太陽さんの力って偉大。

体を温めてくれます。

f:id:ponsanponsuke:20190831121539j:plain あと、数十分もすればこのオレンジがかった空の色が、ブルーになるのです。

  f:id:ponsanponsuke:20190831121604j:plain BGMは前前前世

  f:id:ponsanponsuke:20190831121625j:plain 贅沢な朝の調理場。

お味噌汁で温まります。

  f:id:ponsanponsuke:20190831121645j:plain すっかり太陽が昇って、空がブルースカイに変わってきました。

マルコの右手からシャキーーーン!!

  f:id:ponsanponsuke:20190831121708j:plain 絶景を目の前に朝ごはんをゆっくり食べたら、さて、先へ進みましょうか。

それにしても、晴天の縦走路、嬉しすぎる( *´艸`)

  f:id:ponsanponsuke:20190831121740j:plain 縦走路はのんびり歩きます。

  f:id:ponsanponsuke:20190831121814j:plain これぞ、歩きたかった稜線。

  f:id:ponsanponsuke:20190831121846j:plain 観音岳山頂まであと少し。

  f:id:ponsanponsuke:20190831121930j:plain

6:30

シャッキーーン!

鳳凰の舞~!

2840m 観音岳に到着~(^^♪

f:id:ponsanponsuke:20190831122004j:plain 観音岳からの眺めは360度さえぎるものがなく、遠くまで見渡せます('◇')ゞ

まぁ、薬師岳からの稜線上の景色も360度の大展望だったのですがね。 f:id:ponsanponsuke:20190831122031j:plain 地蔵岳方面。

はるか向こうの雲海に浮かぶように見える山塊は八ヶ岳


八ヶ岳関連の 山旅記録↓

2017/8 南八ヶ岳の果てで高山植物を愛でる稜線歩き@編笠山&権現岳

MushRoom.8月のキノコ@八ヶ岳(編笠山&権現岳)

2016/9/10-11八ヶ岳を一望の縦走路!美女を探して噂の野天風呂へ…!@硫黄岳&天狗岳

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2015/7/4-5 雨だからこそ楽しめる!苔とキノコの森林散策@北八ヶ岳


こうやって登った山々を思い返す時間も楽しみの一つです。

  f:id:ponsanponsuke:20190831122215j:plain 山頂は大岩がゴロゴロしています。朝6時だというのに、15名ほど山頂でこの絶景に舌鼓していましたよ( *´艸`) ただ、そんなに広い場所ではないので譲り合って安全に。

  f:id:ponsanponsuke:20190831122236j:plain 山頂から歩いてきた稜線を振り返る。それほど歩かないので逆にもっと歩きたいと思ってしまう、笑

  f:id:ponsanponsuke:20190831122302j:plain 目の前には悠々しい北岳&仙塩尾根。

右奥は仙丈ケ岳かな。まだ登ったことがないので行ってみたい~

  f:id:ponsanponsuke:20190831122323j:plain 山頂で景色を満喫したので、次は地蔵岳に向かって出発(^^♪

  f:id:ponsanponsuke:20190831122344j:plain オリベスクが特徴的な地蔵岳が見えます。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190831122407j:plain ぽん助を探ゲーム!

両サイドにハイマツさんたちがもぞもぞ。

  f:id:ponsanponsuke:20190831122424j:plain お地蔵様たちが鎮座していました。

後で調べてみると、地蔵岳にお地蔵様に関する言い伝えがあるのだそう。

  f:id:ponsanponsuke:20190831122449j:plain お地蔵様の右一直線に進むと道間違いなので、お地蔵様を右手にみて左へ進んでくださいね。

  f:id:ponsanponsuke:20190831122531j:plain 今回の旅ラストを飾る鳳凰の舞!!

へっぴり腰!!

  f:id:ponsanponsuke:20190831122632j:plain 地蔵岳へは薬師岳から1時間50分くらい。巨石と白砂とハイマツミックスの縦走路を歩きます。

相変わらず景色がいいです。

  f:id:ponsanponsuke:20190831122655j:plain 岩稜を進み、鳳凰小屋への分岐が途中にありますが、ここは直進して地蔵岳に進みます。

年季の入った案内標識、、、

  f:id:ponsanponsuke:20190831122757j:plain 時期的に高山植物はあまり咲いていませんでしたが、タカネビランジを見つけました。

個人的にはホウオウシャジンを見てみたかったです。鳳凰山に特産する花です。

  f:id:ponsanponsuke:20190831123444j:plain 秋が始まりそうな角度からのオリベスク。

  f:id:ponsanponsuke:20190831123503j:plain 何度も振り返ったって飽きない稜線美。

  f:id:ponsanponsuke:20190831123524j:plain 赤抜沢ノ頭の手前はちょっとわかりずらいですですが、右に小道があってそれを進むと地蔵岳へショートカットできます。

私たちはショートカットせず赤抜沢ノ頭へ。

  f:id:ponsanponsuke:20190831123550j:plain すぐそこにお地蔵様。

  f:id:ponsanponsuke:20190831123610j:plain なんていうロケーションに鎮座しているのでしょう。

バックには大好きな北岳

f:id:ponsanponsuke:20190831123633j:plain こちらには一尊のお地蔵さまと石碑が祀られています。

おそらくですが、日本一高い場所にある子授かり地蔵さま。 f:id:ponsanponsuke:20190831123700j:plain

  f:id:ponsanponsuke:20190831123748j:plain 赤抜沢ノ頭から地蔵岳への鞍部の砂礫地を賽の河原と呼ぶそうです。

この、賽の河原に言い伝えがあるようです。

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鳳凰三山地蔵岳と赤抜沢ノ頭の鞍部の砂礫地を賽の河原と呼ぶ。賽の河原には、朝になると沢山の子供の足跡が出来るという。 子供の欲しい夫婦が沢山並んでいる石地蔵「子授け地蔵」の一体を持ち帰り、家に祀っておくと子宝に恵まれるという。子供が授かったらそのお礼に石地蔵を二体にして賽の河原に返すという風習があった。一時は100体を超える石地蔵があったと言われているが、こうした風習も廃れていた。しかし近年になり復活したという。 : http://www.japanesealps.net/south/houou/

沢山のお地蔵さまが鎮座しています。

お地蔵さまは地蔵菩薩といって子供を守る神様として信仰されることが多いそうです。

  f:id:ponsanponsuke:20190831123851j:plain

甲斐駒ヶ岳と仙塩尾根をただただ見つめるぽんさん。

  f:id:ponsanponsuke:20190831123915j:plain

山岳信仰もあったとされる地蔵岳

お地蔵さまの目線。

  f:id:ponsanponsuke:20190831123940j:plain

8:40

2764m 地蔵岳 到着~

オリベスクが特徴的で、遠くらか見ても印象的でしたが近くに寄ってきてより不思議な巨石!と驚きます。

オベリスクの先端にも登ることができるとのことですが、熟練者でないと難しいらしいです。危険を冒してまで登りたくないので、大人しくお地蔵様に手を合わせて、絶景の稜線歩きに名残惜しくも下山します。

  f:id:ponsanponsuke:20190831124005j:plain 真っ白な砂礫をズサーーーッと下ります。

  f:id:ponsanponsuke:20190831124032j:plain ぽん助を探せ!!!

  f:id:ponsanponsuke:20190831124059j:plain もう、あっという間に樹林帯へ突入。

思う存分楽しんだ稜線にさようなら~

  f:id:ponsanponsuke:20190831124351j:plain 20分ほどで鳳凰小屋に到着。

f:id:ponsanponsuke:20190831124420j:plain ここにはテント場があるので、鳳凰小屋で泊まって地蔵岳に登るが結構メジャーみたいですね。

小屋のお父さんに、下山後のおススメの温泉を聞いたところ快く教えていただきました。

武田乃郷 白山温泉 2015年にノーベル医学賞・生理学賞を受賞した大村智教授がオーナーを務める温泉施設なのです。

とってもいいお湯でした( *´艸`)

 

小屋で軽く行動食を食べて、次なる目的地は白山温泉!笑 f:id:ponsanponsuke:20190831124525j:plain

このルートの辛いところは、樹林帯歩きが長い!

鳳凰小屋から青木鉱泉までは下山コースタイムで約4時間あるのです~

  f:id:ponsanponsuke:20190831124549j:plain 初日の中道ルートよりは変化があって楽しめます、笑

  f:id:ponsanponsuke:20190831124610j:plain 地蔵岳がもうあんな遥かかなたに、、、

  f:id:ponsanponsuke:20190831124637j:plain 実は、青木鉱泉からのドンドコ沢ルートには滝が3つほどあり、滝つぼまで降りることができる箇所もあるのです。

 

それほど滝に興味のなかったぽんさん&ぽん助はスルースルー、笑

木々の隙間から滝を感じました。

  f:id:ponsanponsuke:20190831124701j:plain とっとこ下山隊は無事に下山。

  f:id:ponsanponsuke:20190831124721j:plain この標識を見てからもしばらく砂利道を歩きます。

  f:id:ponsanponsuke:20190831124743j:plain 青木鉱泉に到着^^

建物が渋い!!

ここに温泉があるそうですが、我々は鳳凰小屋のお父さんに教えてもらった白山温泉へ向かいます。

 

 

あとがき。

1泊2日の鳳凰山縦走は紛れもなく最高の稜線歩きができた2日間でした。展望が良いことが一番で、それに合わせて危険個所はなく起伏もそれほどありませんのでとっても歩きやすかったです。稜線歩きに関して言えばちょっと歩き足りないなぁなんて思ったりしましたが、あの展望に事欠かない縦走路は贅沢そのものです。

登りと下りは高低差が1700mくらいあるのでちょっと辛いこともあるかもしれませんが、危険箇所がないので体力がある方であれば初心者でも十分登ることができると思います。

また、今回のルートではテント泊ではありませんでしたが、薬師岳小屋への宿泊がこの2日間の要だと思います。小屋の快適さと、2日目の早朝からの稜線歩きは薬師岳小屋に泊まらなければできなかったことです。砂払岳からのまったりゆったり贅沢タイムもおススメです。

 

念願だった鳳凰山、2日間でこれ以上ない時間を過ごすことができて大満足の山行となりました。

 

 

温泉

f:id:ponsanponsuke:20190831125142j:plain 武田乃郷 白山温泉

料金:500円

お湯に浸かりながらアルプスの山々をゆっくり眺められるいい温泉でした♫

青木鉱泉から車で20分ほどで行くことができます。  

おわり。

 

 

 

参考地図↓

山と高原地図 北岳・甲斐駒 2017 (登山地図 | マップル)

2017/8 南八ヶ岳の果てで高山植物を愛でる稜線歩き@編笠山&権現岳

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こんにちは、ぽんさん&ぽん助です('ω')

「今年の夏は、天気が何かおかしい~!」って、一年おきに天気が悪い年が交互にきている気がする今日この頃。たしか、一昨年も「週末になると天気が悪くなる!!」って言っていた気がする。

 

8月下旬、私たちは南八ヶ岳の端っこにいました。そうです、編笠山権現岳に登ってきたのです。地図上で言ったら八ヶ岳の端っこで有名どころの赤岳・硫黄などに比べてると派手さもないようなこのお山。そのせいか、この日は登山客は少なく八ヶ岳だというのに静かな山歩きができました。

夏の高山というだけあり、高山植物がとっても美しく咲いておりました。しかしながら、険峻な権現岳手前の山の表情はなかなか鋭いものがあり、標高差約1200m、歩行距離約12.3㎞を日帰り縦走するだけあって、歩きごたえももちろんありました。

高山植物はあちらこちらに群生しており、ときに、キノコも生えており山登りだけでなく花やキノコも楽しめましたよ(*´ω`)

今回も、キノコ好きの人のためのMushRoom.の記事を書いていますので、そちらも楽しんでください。高山植物に関しては種類、本編の中に登場しますのでお楽しみくださいませ(*'▽')

 

キノコ好きの方はこちらへっ!⇒MushRoom.8月のキノコ@八ヶ岳(編笠山&権現岳)

続きを読む

MushRoom.8月のキノコ@八ヶ岳(編笠山&権現岳)

キノコ好きの、キノコ好きによる、キノコ好きのための部屋。

 

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こんにちは、ぽん助です。

夏はキノコさんたちが活発になる季節、、、ということで、今回は南八ヶ岳編笠山権現岳の縦走登山の時に出逢ったキノコさんたちです。やっぱり、夏は高山植物もキノコもたくさんで山登りの楽しみが倍に増えますね♪

今回の縦走ではキノコよりも高山植物の方が種類が多かったのです。高山植物に関しては記事に載っていますのでそちらをどうぞ( *´艸`)

 

キノコ&苔と言えば、北八ヶ岳ですが、南八ケ岳にもちゃんといましたよ!

数で言えば負けてしまいますが、南八ヶ岳のキノコさんたちは存在感バッチリなものが多かった気がします。

 


キノコ好きなあなたにこんな記事もどうぞ。

Mushroom.苔とキノコの森林散策@北八ヶ岳

Mushroom.8月のキノコ@会津駒ケ岳


 

 

 

撮影データ

撮影場所:編笠山権現岳 南八ヶ岳

撮影時期:2017年8月下旬

カメラ:NikonD3200 18-55㎜ コンバージョンレンズ装着

山行記事はこちら⇒2017/8 南八ヶ岳の果てで高山植物を愛でる稜線歩き@編笠山&権現岳


ぽん助は独学でキノコの勉強中です。これ違うんじゃない?ッというような気付きは教えていただけますと嬉しいです。きのこは撮ってもいいけど、簡単に食べないように気を付けてくださいね( ;´Д`)                               ぽん助


 

編笠山権現岳のキノコ

それではきのこさんたちの紹介です('ω')

ぽん助こだわりのショットもお楽しみください、笑

f:id:ponsanponsuke:20190829143524j:plain インパクトの強いこのキノコさんですね。ツガサルノコシカケミヤママスタケ(深山鱒茸) 針葉樹に発生する、柑橘系の香りがある。針葉樹の枯れ木に生息、夏~秋。表面はオレンジ色、放射状にしわがあり、無毛。

  f:id:ponsanponsuke:20190829143927j:plain 形がラッパみたいなこのキノコさんはラッパタケ科ウスタケ(臼茸)で、毒性ありです、見た感じそんな感じしますけどね。針葉樹林(モミ類)などに発生する赤いキノコで夏~秋に発生、幼時は角笛形のち漏斗形。中心は基部でくぼむ。

  f:id:ponsanponsuke:20190829143950j:plain ふーむ、この子は、幼菌からいよいよ飛び出てきた感じですよね。カサの色と柄からテングタケテングタケ(天狗茸)でしょか。広葉樹林に発生、カサの縁に横線があり、柄のツボの縁はリング状に反り返ることが多い。

  f:id:ponsanponsuke:20190829144051j:plain ふーむ、特定が難航、、、。誰さんでしょうか。

  f:id:ponsanponsuke:20190829144316j:plain この子は、ベニタケ科ドクベニタケ(毒紅茸)さん。針葉樹林(マツ・トウヒ)、広葉樹林に発生、夏~秋。毒があるので食べてはいけません。('◇')ゞ

 

  f:id:ponsanponsuke:20190829144342j:plain 完全に見た目はエノキタケなのですが、発生時期が違いすぎる、、、仮にエノキタケだったとすると、発生時期は晩秋~春の冬の時期になってしまうので、8月にはないキノコになってしまう。これは、どなた様だろうか。コレタタケだとしても秋に発生だし( ;´Д`)

難しい。。。。

  f:id:ponsanponsuke:20190829144437j:plain この子達は、ホコリタケ属のキホコリタケ(黄埃茸)の成菌だと思われます。夏~秋、林内、草地、砂地などに発生。

  f:id:ponsanponsuke:20190829144513j:plain この子はおそらく、アカキクラゲ科のニカワホウキタケさんではなかろうか。ナギナタタケとにているが、端に向かい二又分岐を繰り返しているところからが違うところであります。梅雨期~秋にかけて、針葉樹林腐朽材や落葉上。

  f:id:ponsanponsuke:20190829144535j:plain この子は、ホウキタケ科のホウキタケさんだと思われます。針葉樹、広葉樹の混じった混生林の地上に発生。ネズミタケの別名もあり。

  f:id:ponsanponsuke:20190829144559j:plain このわかりやすいのは、テングタケ科のベニテングタケさんですね。これだけ分かり易いと覚えるもの簡単なのに、、、。夏~秋にかけて針葉樹林、特にシラカンバの樹下に発生。

  f:id:ponsanponsuke:20190829144619j:plain この子はモエギタケ科のクリタケさんですかね。秋の半ば過ぎに出始め、広葉樹の枯れ木や倒木に多数束生するらしい。、とすると、この子はフライングクリタケさんかしら。

  f:id:ponsanponsuke:20190829144642j:plain どすの効いた色のこの子はサルノコシカケヤニタケさんですかね。夏から秋にかけて、ブナやナラ類などの広葉樹の枯れ木上に重なり合うように発生する。

  f:id:ponsanponsuke:20190829144707j:plain 上からの写真だけだと、判別がつきませんね、、、

f:id:ponsanponsuke:20190829144741j:plain こちらも、シロハツの仲間な感じはしますが、なんせ上からだけだとわかりませぬ。

大反省会しなければ、、、涙。

 

 

 

あとがき。

編笠山権現岳南八ヶ岳で、ド派手で変わった形のキノコさんと出会えました。キノコさんとの一期一会ですね。

キノコを判別するには上からのショットだけでは不十分なのは承知でしたが、なかなか辛いコースの時は一番下までしゃがむことが困難だったりするのです。今回名前が判明しなかったキノコも、いつかどこかの山でまた出逢って再び調べることができたらいいなぁっと思うのです。

キノコレーダーを鍛えて、撮影スキルを上げて知識を増やしていきたーい!

それにしても、キノコの判別はむつかしい、、、、頭がキノコパニックなぽん助でした。

 

おわり。

 

キノコ好きの皆様、最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

参考文献はこちら。 おいしいきのこ毒きのこハンディ図鑑

MushRoom.8月のキノコ@会津駒ケ岳

キノコ好きの、キノコ好きによる、キノコ好きのための部屋。

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さてさて、Mushroom.のお時間です('ω')

山記事から脱線して、キノコの記事を書いてみよう!と始めたのが、このMushroomです。夏の時期になるとキノコが豊富に山にでてきて、たくさんカメラに収めるのでキノコ愛に溢れてみようと思います、笑

 

ぽん助の感覚ですが、7月~9月くらい時期でないと豊富なキノコに出逢えない気がします、というか、ほとんどのキノコは春~秋にかけて生息するみたいです。雨季から夏にかけてはピークハントだけでなく、キノコハントの楽しみが増えてワクワクします。また、高山植物も楽しめる時期になってきますよね(*´ω`)

今回の会津駒ケ岳ではたくさんの旬のキノコちゃんたちを写真に収めることができました。 8月初旬、会津駒ヶ岳で出逢ったキノコちゃんたちをお届けします~(´▽`*)

 


キノコの関してはこちらもどうぞ(^^♪

MushRoom.7月のキノコ@巻機山

MushRoom.8月のキノコ@八ヶ岳(編笠山&権現岳)

Mushroom.苔とキノコの森林散策@北八ヶ岳


 

 

 

 

撮影データ

撮影場所:福島県 会津駒ケ岳

撮影時期:2017年8月6日

カメラ:NikonD3200 18-55㎜ コンバージョンレンズ装着

山行記事はこちらっ!⇒2017/8/6夏の尾瀬で高山植物とキノコを楽しむ@会津駒ケ岳

 


ぽん助は独学でキノコの勉強中です。これ違うんじゃない?ッというような気付きは教えていただけますと嬉しいです。きのこは撮ってもいいけど、簡単に食べないように気を付けてくださいね( ;´Д`)                               ぽん助


会津駒ケ岳のキノコ

 

f:id:ponsanponsuke:20190830105404j:plain 恥ずかしがりのキノコ君がお出迎え。

イグチ科のヤマドリタケ(山鳥茸)??。よく見かけますよね。針葉樹林に生息し夏から秋にかけて。食用で美味しいらしいです。

  f:id:ponsanponsuke:20190830105504j:plain この色白の子はベニタケ科のケシロハツだと思われます。ブナ科広葉樹林やマツとの混生林などに生息、夏から秋にかけてみられます。毒性ありの危険な白いキノコ君。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830105603j:plain この子はおそらくイグチ科のホオベニシロアシイグチでしょうか。シイ・カシ林に分布する東南アジアのきのこだが、福島や宮城でも確認されている。カサはまんじゅう形~平らに開く。カサが開くと反り返る。

f:id:ponsanponsuke:20190830105653j:plain

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830105734j:plain よく見かけるこの子は、イグチ科のヤマイグチ(山猪口)。カサは半球形~平饅頭型。灰褐色~暗褐色。広葉樹林(カバノキ科)に生息し夏から秋にかけてみられる。

 

f:id:ponsanponsuke:20190830105806j:plain これは、タマバリタケ科のダイダイガサというキノコのようです。柄のグラデーションがきれい。 f:id:ponsanponsuke:20190830105839j:plain

 

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830104754j:plain この子はイグチ科のウラグロニガイグチ(裏黒苦猪口)ではないかと思われます。ブナ科樹下に発生し、カサは焦茶色~暗褐色、ほぼ無毛で平滑。柄は帯紫灰色、暗色の縦筋があり全面が帯褐色ワイン色の細鱗片でおおわれている。毒性のあるキノコさん。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830105933j:plain この派手なキノコちゃんは、ベニテングタケ(紅天狗茸)ですね。夏から秋、特にシラカンバの樹下に生え、時に群生。一度見たら忘れられないほど衝撃的に美しい。はじめは球形、のちに饅頭型から平らに開く。鮮紅色~橙黄色、イボが散生する。毒性が強く危険なキノコ。 f:id:ponsanponsuke:20190830110013j:plain

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830110042j:plain うお、この子も、比較的よく見かけますね^^。ヒラヒラして倒木にくっついているのはヒラタケ科のウスヒラタケ(薄平茸)です。主に広葉樹の枯れ木や倒木に発生。ヒラタケと同様に倒木や枯れた立木などの群生する。発生時期は夏~秋。ヒラタケは冬に発生する。

  f:id:ponsanponsuke:20190830110114j:plain この、ツバとイボが特徴的なこの子は、テングタケ科でイボテングタケの仲間のガンタケ(雁茸)のようです。夏~秋、特にマツ科の針葉樹林に多く発生する。帯赤褐色または暗赤褐色で灰白色~淡褐色の粉質のいぼがあり、柄にツバがある。 f:id:ponsanponsuke:20190830110145j:plain

ちなみに、テングタケ広葉樹林に発生するそうです。

 

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830110216j:plain 見るからに赤い柄に黒い帽子をかぶったようなこの子はイグチ科のアシベ二イグチ(足紅猪口)だと思われます。秋~夏にかけてコメツガやアカマツの林に発生。カサは帯緑黄褐色~淡褐色、微毛状~ほぼ無毛。柄は頂部が黄色で下方に向かい鮮紅色、網目模様で被われる。毒性の強いキノコさんです。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830110313j:plain おそらく、ヒダが特徴的なキノコさんはイグチ科のキヒダタケ(黄襞茸)だと思われます。カサは褐色~帯赤褐色または黄褐色~オリーブ色でややビロード状。ヒダは疎で互いに脈で連絡し鮮黄色から黄褐色を経て帯オリーブ色。

  f:id:ponsanponsuke:20190830110350j:plain おっと、このおしゃれな子は、イグチ科のベニイグチ(紅猪口)さんですね。アカマツ・コナラ林、シイ・カシ林に生息。帯紫深紅色または帯褐赤色、柄は笠と同色で上部はしばしば帯黄色。夏~秋にかけて生息。

  f:id:ponsanponsuke:20190830110435j:plain 一目見て印象的なこの子はイグチ科のオニイグチモドキ(鬼猪口疑)と思われます。コナラ林、シイ・カシ林、アカマツ、モミなどの混生した林に単生から群生する。傘の表面は灰色から灰褐色または暗灰色で、やや硬いツノ状~トゲ状で直立することでオニイグチと見分けられる。

 

以上、8月の会津駒ケ岳で出逢ったキノコちゃんたちでした(´▽`*)

 

 

あとがき。

登りでも下りでも、キノコを撮影するときに、いや、キノコだけでなく花などもそうですが、本気で接写で美しく撮ろうと思うと、思いの他時間と体力消耗したーーーってことが、多々あるぽん助です。そんなことがあっても、キノコや苔に愛着がある性質に生まれてきたのだから、できる範囲で美しくキノコを撮影できるようスキルアップしたいと思うぽん助なのでありました。

キノコを判別するには、生えている環境(林や森の生態系)やカサ・カサの下・柄など観察する場所がたくさんあります。まだまだ勉強中のぽん助は、撮影するスキルにこの4つの条件を短時間で行えることを追加しないとなりませぬ。

先は長そうですが、山登りの趣味はいつまでも続けていきたいと思うので気長にやっていこうと思うのです。

 

おわり。

 

キノコ好きの皆様、最後まで読んでくださりありがとうございます。

参考文献はこちら。 おいしいきのこ毒きのこハンディ図鑑