ぽんさんぽんすけの日常、時々登山

育児や生活、山登り、趣味(DIY・家庭菜園)のことなどの備忘録です。

2016/8/11八ヶ岳の主峰と天空の稜線歩き@赤岳・横岳

f:id:ponsanponsuke:20190902170256j:plain  

こんにちは、ぽんさん&ぽん助です(^o^)丿

【山の日】 2016年の8月11日に新しく制定された祝日。

 

ってことで、ぽんさんぽん助はせっかくなので山に行ってきました( *´艸`)

今回は八ヶ岳赤岳・横岳登りましたよっ(*´з`)。八ヶ岳は南と北で雰囲気が違い、北八ヶ岳は森と湖のあるまさにも○○け姫の舞台のような苔の世界。一方で、今回登った赤岳・横岳のある南八ヶ岳アルペンムードいっぱい。稜線に出たあの瞬間にため息をつかずにはいられない絶景が待ってました。

 

八ヶ岳稜線歩き&静かな山歩きのためにマイナールートであると思われる杣添尾根(そまぞえおね)から稜線をめざし、赤岳&横岳からの絶景と稜線歩きを楽しみました(*‘∀‘) 赤岳や阿弥陀岳権現岳などの急峻な鋭鋒群が目の前に現れ、「かっこいーーー!」を連発。そして、稜線はまるで天空を歩いている気分。

 

初めての南八ヶ岳でしたが、思っていた以上の絶景と満足感のある山歩きができる山でした。今回の山旅で八ヶ岳の人気の理由がよくわかりました(*´з`)

最後まで記事を読んでもらえたら、きっと登りたくなること間違いなし!!の絶景が待っています( *´艸`)

それでは、南八ヶ岳へ行ってらっしゃい~

 

 

登山データ

f:id:ponsanponsuke:20190627095031j:plain ◆行程:5:20 横岳登山口→8:30三叉峰→9:30赤岳展望荘(早めのお昼ご飯~10:10)→10:36赤岳山荘→10:40赤岳山頂→12:30横岳山頂→15:10横岳登山口

◆行動時間:約10時間(休憩・お昼含め)

◆最大標高差:1139m(登山口1760m-赤岳山頂2899m)

◆歩行距離:11.3㎞

◆山頂標高:赤岳2899m,横岳2829m

◆登山口までのアクセス:車 駐車場:海ノ口自然郷 横岳登山口駐車場(約10台)無料

◆山ごはん:新鮮トマトレタスサンド!

百名山バッチ入手場所:赤岳山頂山荘 f:id:ponsanponsuke:20190627095014j:plain

 

海ノ口自然郷登山口~赤岳

f:id:ponsanponsuke:20190627130036j:plain 今回の山旅の始まりはここ。

海ノ口自然郷登山口にある駐車場。山なのに、なぜ、海ノ口

10台ほどの駐車スペースがあります。無料でした。

深夜に神奈川県を出発し、午前3時ごろに到着。仮眠をとって、赤岳山頂へGO!!

 

f:id:ponsanponsuke:20190627130110j:plain さて、でっぱつ!!(出発)

f:id:ponsanponsuke:20190627130136j:plain ここで登山者届が提出できます(^_-)

 

f:id:ponsanponsuke:20190627130412j:plain 横岳登山口までは、別荘地を抜けて進んでいきます。

思いのほか、登山口までが遠い、笑

ちなみに、杣添尾根=そまぞえおねって読みます。

  f:id:ponsanponsuke:20190627130633j:plain しばらく舗装された道を歩くと、橋が出てきます。この橋を渡ってすぐに登山口があります。登山口まで結構遠かった。。。笑

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627130800j:plain すごく、控えめな登山口、笑 若干わかりづらい、、、汗

f:id:ponsanponsuke:20190627140833j:plain 6:00 横岳登山口から登頂開始~

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627140917j:plain 森林帯を登っていきます。

森林限界を超えるまでは北八ヶ岳の雰囲気に似た山稜帯を歩きます。

雨季の北八ヶ岳も素敵でしたよ( *´艸`)↓


2015/7/4-5 雨だからこそ楽しめる!苔とキノコの森林散策@北八ヶ岳


 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627140957j:plain 森林限界を超えるまでは、ひたすらに登ります。

物思いにふけっている風に休んでいるぽんさん、笑

 

ひたすらに登って、、、

f:id:ponsanponsuke:20190627141113j:plain  

時々物思いにふけってみる、笑

f:id:ponsanponsuke:20190627141212j:plain

f:id:ponsanponsuke:20190627141239j:plain そして、キノコを優しい気持ちで見つめてみる、笑

 

 

 

そんなこんなを繰り返していると、急に視界が開けました(; ・`д・´)

 

f:id:ponsanponsuke:20190627141306j:plain 雲海が広がっています(*'▽')

ぽんさん曰く、南アルプス仙丈ヶ岳の頂上への尾根道を彷彿とさせるみたい。

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627141346j:plain

だが、しかし、森林限界はまだ超えていないようでさらに続きます、、、

f:id:ponsanponsuke:20190627141424j:plain とは言え、徐々に木々たちの高さも低くなり森林限界を超えたときに待っている景色に心を弾ませます!

それと合わせて、標高が高くなるにつれて息も上がります(; ・`д・´)笑

 

f:id:ponsanponsuke:20190627141518j:plain さーーー!もうちょっとで、樹林帯を抜けますよ!!

 

  f:id:ponsanponsuke:20190627142331j:plain 森林限界抜けたーーー!雲海広がるー!!!

秩父の山々が見えます。金峰・瑞牆あたりでしょうか。

 

f:id:ponsanponsuke:20190627141650j:plain 右にあるのは、赤岳。これから向かいますぜっヽ(・∀・)ノ

 

f:id:ponsanponsuke:20190627141949j:plain 赤岳と富士山と、雲海と森林限界超えたことにテンション上がったのもつかの間、、、見上げるとけっこうな急登。。。 あの、てっぺんに三叉峰の分岐があります。

 

f:id:ponsanponsuke:20190627142107j:plain

「おれ、かっこいいだろぉぉ??」としばらく、絶景を目の前に写真撮影。

これから始まる急登の前の一休み(´・ω・)

 

 

 

さ!! 稜線上に出るまで、あとひと頑張り!!

f:id:ponsanponsuke:20190627142145j:plain

それにしても、樹林帯を抜けるとこの景色。最高に気持ちがいいなぁ~

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627142434j:plain 左側ののっぺりとしたピークは硫黄岳ですね。

歩くことができれば硫黄岳にも足を伸ばそうと思ってましたが、時間の都合上今回は横岳どまりでした。

 

 

そして、黙々と登ること約30分、、、

(∩´∀`)∩

三叉峰分岐に到着!!! f:id:ponsanponsuke:20190627142504j:plain

今回は赤岳にまず向かって、それから時間をみて横岳+αの予定で歩きます。

 

f:id:ponsanponsuke:20190627142541j:plain 横岳方面。

f:id:ponsanponsuke:20190627142703j:plain 赤岳・阿弥陀岳方面。

それにしても、雲海パワーがスゴイ(/ω\)

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627142754j:plain 赤岳(左)・阿弥陀岳(右)。

かっこよすぎる、、、( ゚Д゚)

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627142908j:plain この稜線歩き最高過ぎる~

ここを歩きたくって、登ってきましたからね(*ノωノ)

切り立った岩の上を歩いたり、鎖場があったりと多少ルートとしては穏やかでない場所かもしれませんが、、、

 

f:id:ponsanponsuke:20190627143029j:plain ゆっくり進めば高所恐怖症のぽさんでも大丈夫でした(^_-)

f:id:ponsanponsuke:20190627143053j:plain いやぁ、それにしても惚れ惚れしちゃう稜線です(*ノωノ)

 

f:id:ponsanponsuke:20190627143147j:plain ところどころに高山植物が咲いていました。青リンドウですね。

 

f:id:ponsanponsuke:20190627143215j:plain 岩稜帯をとっとこ、とっとこ歩きます。

f:id:ponsanponsuke:20190627143254j:plain 両手を使ってよじ登ったりするので、軍手か手袋かは必須です!!

 

f:id:ponsanponsuke:20190627143321j:plain どんどん赤岳が近づいてきました。山荘も見えます。

下にあるのが赤岳展望荘。山頂にあるのが赤岳山頂山荘です。八ヶ岳の人気の理由の一つに山小屋が数多くあって色々なルート取りがしやすというのがあるみたいですね。

 

f:id:ponsanponsuke:20190627143901j:plain この稜線上からはアルプス山塊全周、秩父方面、奥多摩、富士山、東北の山々までぐるーっと360度見渡すことができました。

なんで、今まで登りに来なかったんだろう?と会話するぽんさんとぽん助、笑

八ヶ岳は、信州と甲州の境を20数㎞にわたって南北に貫く山脈である。主要なピークとしては、南から編笠山権現岳、赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、天狗岳縞枯山(しまがれやま)、北横岳、蓼科山など数えられ、このうち硫黄岳と天狗岳のなかほどにある夏沢峠を境として、南側を南八ヶ岳、北側を北八ヶ岳と呼ぶ。 引用:PEAKS特別編集 日本百名山 データBOOK

 

f:id:ponsanponsuke:20190627143959j:plain 近づいて思ったけど、赤岳山頂手前の最後の登り、けっこー急じゃない??(; ・`д・´)

 

f:id:ponsanponsuke:20190627144117j:plain 赤岳展望荘に到着しました~

なんだか、渋い。渋すぎる。

 

 

そしてこの時点で、お腹ペコペコのぽんさん&ぽん助はちょっと早いですが、ランチにします。

今日のランチは新鮮トマトとレタスサンドです( *´艸`)

f:id:ponsanponsuke:20190627144220j:plain 簡単すぎて記事にできないので(笑)、簡単に作り方をご紹介(‘ω‘ )

 

f:id:ponsanponsuke:20190627144343j:plain 材料は、これだけ(*'▽')

けど、山で食べる生野菜にはとてつもない破壊力があり、めっちゃくちゃ美味しかったです。

  やったことといえば、トマトを切って、レタスをちぎって、ケチャップをかけて、ソーセージをはさんで、、、、笑

 

あい。出来上がりっ(*´з`)  

 

そして、ぽんさんが一目れぼれをし、珍しく熱望して購入したニューアイテム。

Helinoxのchair!! たったの450gで、組み立てがとっても簡単なのに、座り心地は抜群。

ものすごく、安定感があってすごくいいよ!って、自慢気に座っています。笑 f:id:ponsanponsuke:20190627144951j:plain

Helinox(ヘリノックス) キャンプチェア チェアワン ミニ ブラック 1822168-BK

 

 

 

早めのランチを済ませたら、赤岳山頂へ向かいましょうか~(*´з`)

f:id:ponsanponsuke:20190627145152j:plain  

赤岳展望荘を振り返ると、、、

f:id:ponsanponsuke:20190627145228j:plain 画になるなぁ。

 

そして、やっぱり思ったとおりだ!!!笑

ものすごく急じゃないかー、笑

 

f:id:ponsanponsuke:20190627145311j:plain どれだけ滑り台みたいな角度かって、伝わりますかねぇ。

距離にしてみればそれほどないので、山頂までは30分で登れますがそれにしても鋭角~(; ・`д・´)

 

f:id:ponsanponsuke:20190627145417j:plain まさに、よじ登る感じ。

f:id:ponsanponsuke:20190627145440j:plain  

そんな急峻な道を登っている中腹で、振り返るとこれまた絶景。

 

よじよじよじ登ってくると、、、、間もなく山頂、、、、。

f:id:ponsanponsuke:20190627145546j:plain 赤岳山頂山荘はとりあえずスルーして、、、

 

f:id:ponsanponsuke:20190627145611j:plain おーーー、賑わっていますねぇ(*'▽')

赤岳山頂はすぐそこーーーーー!!!

 

 

赤岳山頂

f:id:ponsanponsuke:20190627145657j:plain イエーーーーーーーイ(∩´∀`)∩

10:36 赤岳山頂に到着~!!

 

標高 2988m 八ヶ岳の主峰です。日本百名山

ここからの展望は抜群で、八ヶ岳全体の山域、遠くには富士山それから北アルプスの稜線、奥秩父の山並み、この上ないくらいに周辺の山を展望することができます。

 

こんなにもたくさんの山域を見渡せる山はそうそうありません。ぽんさん&ぽん助史上、1,2を争う絶景(*´з`)

せっかく今年からできた山の日過ごし方はいろいろありましたが、わざわざ八ヶ岳に登りに来てよかったぁぁぁぁって本気で思いました(/ω\)

 

やっぱり、山に登ることができるうちは、登りたいと思う山に思う存分登りたいなぁっと改めて思うのです。

 

f:id:ponsanponsuke:20190627145756j:plain 山頂には祠が。

 

さて、そうしましたら、登山バッチを入手して横岳に向かいますか~( *´艸`)

f:id:ponsanponsuke:20190627145825j:plain

f:id:ponsanponsuke:20190627145902j:plain ネパールのグッズが販売されていました。

ネパールのトレッキングに一人旅で行ったことがあるぽんさんはネパール帽子?を持っているので、真似をして欲しくなったぽん助ですが、自分の足でトレッキングに訪れたときにこそもっと嬉しいんだ!と言い聞かせて踏みとどまりました、笑 いつか、行ってみたいなぁ~

 

f:id:ponsanponsuke:20190627145936j:plain さぁ、今度はこの絶景を見ながら、あの滑り台みたいな道を下っていきます、汗

 

f:id:ponsanponsuke:20190627150105j:plain 午後は曇り予報だったのですが、天気予報はどうやら当たったみたい。右から雲がモクモクモクモク。

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627150252j:plain 来た道を戻りまーす(´・ω・)

f:id:ponsanponsuke:20190627150329j:plain ほんとに、どこで写真撮ってもいい景色。

f:id:ponsanponsuke:20190627150407j:plain ついさっきまで山頂にいた赤岳。

右にあるのは阿弥陀岳ですが、ここから見ると登り返しがキツそう~ 八ヶ岳で登ったことないのは、阿弥陀岳だけな気がする、、、、。  

 

f:id:ponsanponsuke:20190627150525j:plain さて、三叉峰に戻ってきました('ω')ノ

岩陰に荷物をデポって、横岳を目指します!!

これまた、稜線歩きが楽しいのです(*'▽')

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627150549j:plain 三叉峰の分岐から20分もせずに横岳には到着できます(^u^)

f:id:ponsanponsuke:20190627150627j:plain 12:30 

横岳山頂に到着~(∩´∀`)∩

硫黄岳まで行ってしまうと、下山時間の都合上オーバーしてしまうので、今回はここまでにしました。

f:id:ponsanponsuke:20190627150803j:plain あの、のっぺりしたのが硫黄岳。

次回の縦走にお預けちゃん。

あとは、安全に下山するだけ、、、、。

 

 

山頂で写真を撮っていると、どう考えても崖のある方向から60代くらいの、おそらくご夫婦と思われるクライマーが登場!(; ・`д・´)

f:id:ponsanponsuke:20190627150858j:plain え、ええーーーー?!?!

どっから、登ってきたのーーー?!汗

 

f:id:ponsanponsuke:20190627150955j:plain そうしたら、崖の一角に人影を発見、汗

げ、げ、げーーー(゜д゜) 凄すぎる!!

八ヶ岳は、一般の縦走だけでなくアルパインライミング、アイスクライミングのフィールドでもあったんですねぇ。

 

 

ぽんさんとぽん助は、一般縦走が好きです(; ・`д・´)笑   

 

そして、硫黄岳には向かわないことになったので、写真撮影に時間を使ってみた結果、、、

 

飛んでみました、笑

f:id:ponsanponsuke:20190627151327j:plain ぽんさんヒドいな、笑

 

f:id:ponsanponsuke:20190627151353j:plain 赤岳と一緒に。

空飛びたいぽん助。

この絶景は、プライスレス。

 

 

 

あとがき。

記念すべき、はじめての山の日は登山者に人気のある八ヶ岳に登ってみましたが、なるほど人気の理由がよくわかる山でした。

登ってみれば標高差約1100mの登りごたえのある登山道に、歩いてみれば見渡す限りの雲海に囲まれた絶景の稜線歩き。

縦走路が魅力的で八ヶ岳全山縦走をいつかやってみたい!と思わせる今回のプチ縦走でした。

日帰りではもったいないので、泊りでまた行きたいなぁっと次回に期待のぽんさん&ぽん助なのでした。

 

 

おまけの一枚。

f:id:ponsanponsuke:20190627151417j:plain たまにはこんな一枚も。

記念すべき初の山の日は素敵な一日になりました^^

 

おわり。 参考地図↓

山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰 2016 (登山地図 | マップル)