MushRoom.8月のキノコ@八ヶ岳(編笠山&権現岳)
キノコ好きの、キノコ好きによる、キノコ好きのための部屋。
こんにちは、ぽん助です。
夏はキノコさんたちが活発になる季節、、、ということで、今回は南八ヶ岳・編笠山と権現岳の縦走登山の時に出逢ったキノコさんたちです。やっぱり、夏は高山植物もキノコもたくさんで山登りの楽しみが倍に増えますね♪
今回の縦走ではキノコよりも高山植物の方が種類が多かったのです。高山植物に関しては記事に載っていますのでそちらをどうぞ( *´艸`)
キノコ&苔と言えば、北八ヶ岳ですが、南八ケ岳にもちゃんといましたよ!
数で言えば負けてしまいますが、南八ヶ岳のキノコさんたちは存在感バッチリなものが多かった気がします。
キノコ好きなあなたにこんな記事もどうぞ。
撮影データ
撮影時期:2017年8月下旬
カメラ:NikonD3200 18-55㎜ コンバージョンレンズ装着
山行記事はこちら⇒2017/8 南八ヶ岳の果てで高山植物を愛でる稜線歩き@編笠山&権現岳
ぽん助は独学でキノコの勉強中です。これ違うんじゃない?ッというような気付きは教えていただけますと嬉しいです。きのこは撮ってもいいけど、簡単に食べないように気を付けてくださいね( ;´Д`) ぽん助
編笠山&権現岳のキノコ
それではきのこさんたちの紹介です('ω')
ぽん助こだわりのショットもお楽しみください、笑
インパクトの強いこのキノコさんですね。ツガサルノコシカケ科ミヤママスタケ(深山鱒茸) 針葉樹に発生する、柑橘系の香りがある。針葉樹の枯れ木に生息、夏~秋。表面はオレンジ色、放射状にしわがあり、無毛。
形がラッパみたいなこのキノコさんはラッパタケ科ウスタケ(臼茸)で、毒性ありです、見た感じそんな感じしますけどね。針葉樹林(モミ類)などに発生する赤いキノコで夏~秋に発生、幼時は角笛形のち漏斗形。中心は基部でくぼむ。
ふーむ、この子は、幼菌からいよいよ飛び出てきた感じですよね。カサの色と柄からテングタケ科テングタケ(天狗茸)でしょか。広葉樹林に発生、カサの縁に横線があり、柄のツボの縁はリング状に反り返ることが多い。
ふーむ、特定が難航、、、。誰さんでしょうか。
この子は、ベニタケ科ドクベニタケ(毒紅茸)さん。針葉樹林(マツ・トウヒ)、広葉樹林に発生、夏~秋。毒があるので食べてはいけません。('◇')ゞ
完全に見た目はエノキタケなのですが、発生時期が違いすぎる、、、仮にエノキタケだったとすると、発生時期は晩秋~春の冬の時期になってしまうので、8月にはないキノコになってしまう。これは、どなた様だろうか。コレタタケだとしても秋に発生だし( ;´Д`)
難しい。。。。
この子達は、ホコリタケ属のキホコリタケ(黄埃茸)の成菌だと思われます。夏~秋、林内、草地、砂地などに発生。
この子はおそらく、アカキクラゲ科のニカワホウキタケさんではなかろうか。ナギナタタケとにているが、端に向かい二又分岐を繰り返しているところからが違うところであります。梅雨期~秋にかけて、針葉樹林腐朽材や落葉上。
この子は、ホウキタケ科のホウキタケさんだと思われます。針葉樹、広葉樹の混じった混生林の地上に発生。ネズミタケの別名もあり。
このわかりやすいのは、テングタケ科のベニテングタケさんですね。これだけ分かり易いと覚えるもの簡単なのに、、、。夏~秋にかけて針葉樹林、特にシラカンバの樹下に発生。
この子はモエギタケ科のクリタケさんですかね。秋の半ば過ぎに出始め、広葉樹の枯れ木や倒木に多数束生するらしい。、とすると、この子はフライングクリタケさんかしら。
どすの効いた色のこの子はサルノコシカケ科ヤニタケさんですかね。夏から秋にかけて、ブナやナラ類などの広葉樹の枯れ木上に重なり合うように発生する。
上からの写真だけだと、判別がつきませんね、、、
こちらも、シロハツの仲間な感じはしますが、なんせ上からだけだとわかりませぬ。
大反省会しなければ、、、涙。
あとがき。
編笠山&権現岳の南八ヶ岳で、ド派手で変わった形のキノコさんと出会えました。キノコさんとの一期一会ですね。
キノコを判別するには上からのショットだけでは不十分なのは承知でしたが、なかなか辛いコースの時は一番下までしゃがむことが困難だったりするのです。今回名前が判明しなかったキノコも、いつかどこかの山でまた出逢って再び調べることができたらいいなぁっと思うのです。
キノコレーダーを鍛えて、撮影スキルを上げて知識を増やしていきたーい!
それにしても、キノコの判別はむつかしい、、、、頭がキノコパニックなぽん助でした。
おわり。
キノコ好きの皆様、最後まで読んでくださりありがとうございます。
参考文献はこちら。 おいしいきのこ毒きのこハンディ図鑑