ぽんさんぽんすけの日常、時々登山

育児や生活、山登り、趣味(DIY・家庭菜園)のことなどの備忘録です。

MushRoom.8月のキノコ@会津駒ケ岳

キノコ好きの、キノコ好きによる、キノコ好きのための部屋。

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さてさて、Mushroom.のお時間です('ω')

山記事から脱線して、キノコの記事を書いてみよう!と始めたのが、このMushroomです。夏の時期になるとキノコが豊富に山にでてきて、たくさんカメラに収めるのでキノコ愛に溢れてみようと思います、笑

 

ぽん助の感覚ですが、7月~9月くらい時期でないと豊富なキノコに出逢えない気がします、というか、ほとんどのキノコは春~秋にかけて生息するみたいです。雨季から夏にかけてはピークハントだけでなく、キノコハントの楽しみが増えてワクワクします。また、高山植物も楽しめる時期になってきますよね(*´ω`)

今回の会津駒ケ岳ではたくさんの旬のキノコちゃんたちを写真に収めることができました。 8月初旬、会津駒ヶ岳で出逢ったキノコちゃんたちをお届けします~(´▽`*)

 


キノコの関してはこちらもどうぞ(^^♪

MushRoom.7月のキノコ@巻機山

MushRoom.8月のキノコ@八ヶ岳(編笠山&権現岳)

Mushroom.苔とキノコの森林散策@北八ヶ岳


 

 

 

 

撮影データ

撮影場所:福島県 会津駒ケ岳

撮影時期:2017年8月6日

カメラ:NikonD3200 18-55㎜ コンバージョンレンズ装着

山行記事はこちらっ!⇒2017/8/6夏の尾瀬で高山植物とキノコを楽しむ@会津駒ケ岳

 


ぽん助は独学でキノコの勉強中です。これ違うんじゃない?ッというような気付きは教えていただけますと嬉しいです。きのこは撮ってもいいけど、簡単に食べないように気を付けてくださいね( ;´Д`)                               ぽん助


会津駒ケ岳のキノコ

 

f:id:ponsanponsuke:20190830105404j:plain 恥ずかしがりのキノコ君がお出迎え。

イグチ科のヤマドリタケ(山鳥茸)??。よく見かけますよね。針葉樹林に生息し夏から秋にかけて。食用で美味しいらしいです。

  f:id:ponsanponsuke:20190830105504j:plain この色白の子はベニタケ科のケシロハツだと思われます。ブナ科広葉樹林やマツとの混生林などに生息、夏から秋にかけてみられます。毒性ありの危険な白いキノコ君。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830105603j:plain この子はおそらくイグチ科のホオベニシロアシイグチでしょうか。シイ・カシ林に分布する東南アジアのきのこだが、福島や宮城でも確認されている。カサはまんじゅう形~平らに開く。カサが開くと反り返る。

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  f:id:ponsanponsuke:20190830105734j:plain よく見かけるこの子は、イグチ科のヤマイグチ(山猪口)。カサは半球形~平饅頭型。灰褐色~暗褐色。広葉樹林(カバノキ科)に生息し夏から秋にかけてみられる。

 

f:id:ponsanponsuke:20190830105806j:plain これは、タマバリタケ科のダイダイガサというキノコのようです。柄のグラデーションがきれい。 f:id:ponsanponsuke:20190830105839j:plain

 

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830104754j:plain この子はイグチ科のウラグロニガイグチ(裏黒苦猪口)ではないかと思われます。ブナ科樹下に発生し、カサは焦茶色~暗褐色、ほぼ無毛で平滑。柄は帯紫灰色、暗色の縦筋があり全面が帯褐色ワイン色の細鱗片でおおわれている。毒性のあるキノコさん。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830105933j:plain この派手なキノコちゃんは、ベニテングタケ(紅天狗茸)ですね。夏から秋、特にシラカンバの樹下に生え、時に群生。一度見たら忘れられないほど衝撃的に美しい。はじめは球形、のちに饅頭型から平らに開く。鮮紅色~橙黄色、イボが散生する。毒性が強く危険なキノコ。 f:id:ponsanponsuke:20190830110013j:plain

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830110042j:plain うお、この子も、比較的よく見かけますね^^。ヒラヒラして倒木にくっついているのはヒラタケ科のウスヒラタケ(薄平茸)です。主に広葉樹の枯れ木や倒木に発生。ヒラタケと同様に倒木や枯れた立木などの群生する。発生時期は夏~秋。ヒラタケは冬に発生する。

  f:id:ponsanponsuke:20190830110114j:plain この、ツバとイボが特徴的なこの子は、テングタケ科でイボテングタケの仲間のガンタケ(雁茸)のようです。夏~秋、特にマツ科の針葉樹林に多く発生する。帯赤褐色または暗赤褐色で灰白色~淡褐色の粉質のいぼがあり、柄にツバがある。 f:id:ponsanponsuke:20190830110145j:plain

ちなみに、テングタケ広葉樹林に発生するそうです。

 

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830110216j:plain 見るからに赤い柄に黒い帽子をかぶったようなこの子はイグチ科のアシベ二イグチ(足紅猪口)だと思われます。秋~夏にかけてコメツガやアカマツの林に発生。カサは帯緑黄褐色~淡褐色、微毛状~ほぼ無毛。柄は頂部が黄色で下方に向かい鮮紅色、網目模様で被われる。毒性の強いキノコさんです。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830110313j:plain おそらく、ヒダが特徴的なキノコさんはイグチ科のキヒダタケ(黄襞茸)だと思われます。カサは褐色~帯赤褐色または黄褐色~オリーブ色でややビロード状。ヒダは疎で互いに脈で連絡し鮮黄色から黄褐色を経て帯オリーブ色。

  f:id:ponsanponsuke:20190830110350j:plain おっと、このおしゃれな子は、イグチ科のベニイグチ(紅猪口)さんですね。アカマツ・コナラ林、シイ・カシ林に生息。帯紫深紅色または帯褐赤色、柄は笠と同色で上部はしばしば帯黄色。夏~秋にかけて生息。

  f:id:ponsanponsuke:20190830110435j:plain 一目見て印象的なこの子はイグチ科のオニイグチモドキ(鬼猪口疑)と思われます。コナラ林、シイ・カシ林、アカマツ、モミなどの混生した林に単生から群生する。傘の表面は灰色から灰褐色または暗灰色で、やや硬いツノ状~トゲ状で直立することでオニイグチと見分けられる。

 

以上、8月の会津駒ケ岳で出逢ったキノコちゃんたちでした(´▽`*)

 

 

あとがき。

登りでも下りでも、キノコを撮影するときに、いや、キノコだけでなく花などもそうですが、本気で接写で美しく撮ろうと思うと、思いの他時間と体力消耗したーーーってことが、多々あるぽん助です。そんなことがあっても、キノコや苔に愛着がある性質に生まれてきたのだから、できる範囲で美しくキノコを撮影できるようスキルアップしたいと思うぽん助なのでありました。

キノコを判別するには、生えている環境(林や森の生態系)やカサ・カサの下・柄など観察する場所がたくさんあります。まだまだ勉強中のぽん助は、撮影するスキルにこの4つの条件を短時間で行えることを追加しないとなりませぬ。

先は長そうですが、山登りの趣味はいつまでも続けていきたいと思うので気長にやっていこうと思うのです。

 

おわり。

 

キノコ好きの皆様、最後まで読んでくださりありがとうございます。

参考文献はこちら。 おいしいきのこ毒きのこハンディ図鑑