ぽんさんぽんすけの日常、時々登山

育児や生活、山登り、趣味(DIY・家庭菜園)のことなどの備忘録です。

2015/9/18-23【裏銀座+笠ケ岳 縦走③】槍と紅葉と私@三俣小屋~双六岳~双六小屋

f:id:ponsanponsuke:20190627084449j:plain こんにちは、ぽんさん&ぽん助のぽんさんです(^o^)丿

ぽんさん&ぽん助の2015年 Best of 山旅となった裏銀座+笠ケ岳 縦走の③です。 前回の記事 で、2日目にたくさん歩きすぎたおかげで、3日目はゆったり過ごそう!っと反対意見も出ずルート変更。

CT3時間の道のりを、5時間かけて歩きました(笑)。でもそんなのんびり山歩きだからこそ、季節の植物や秋色に色めく木々たちを堪能し、なんとも贅沢な山歩きでした。

 

 

 

 

 

登山データ

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◆3日目行程:8:00三俣山荘(標高2547m)→9:15三俣蓮華岳(標高2667m)→11:20双六岳(標高2846m)→13:00双六小屋(標高2551m)

◆行動時間:約5時間 

◆最大標高差:約300m 

◆歩行距離:5.9㎞ 

◆山ごはん:裏銀座大縦走のごはん記録 

百名山バッチ入手場所:各小屋

 

 

DAY3 三俣山荘~三俣蓮華岳双六岳~双六小屋

裏銀座笠ヶ岳の縦走も3日目に突入。 今日のルートは、三俣山荘(三俣蓮華岳キャンプ場)~三俣蓮華岳双六岳~双六山荘(キャンプ場)。

 

「あれ、短くない?」と思った方もいるかもしれません。なんと、地図上のコースタイムは3時間、まさかの超ショートコース(笑)。

本当は今日の予定は、双六岳~西鎌尾根~槍ヶ岳~ヒュッテ大槍。ただ、前日のテン場で情報収集していると、聞くわ聞くわ、槍ヶ岳の穂先での渋滞情報。。。そして近郊の山小屋の混雑ぶり。。。大都会東京の人混みから距離を置きたくて北アルプス奥部に来たのに、なんでここにきてまで人混みに紛れなきゃいけないの、とゲンナリのぽんさん。

そこで、選んだのは双六岳~弓折岳~抜戸岳~笠ヶ岳の縦走路。岩稜帯は少なめ、人も少なめで一歩一歩踏みしめながら進める、槍ヶ岳~奥穂岳の武骨なシルエットを眺められる稜線歩きとあって、稜線フェチのぽんさん・ぽん助はテンションがあがり、即決でルート変更。しかも双六岳笠ヶ岳までの間の5時間半のコースに山荘もテン場もないことから、今日は休養日?の超ショートコースとなりました。

三俣蓮華岳双六岳は、普通だったら通過点にすぎないような、名もなき稜線、名もなきルート。しかしここ、とっても地形的に恵まれた、穴場ルートなのです。鷲羽岳黒部五郎岳笠ヶ岳槍ヶ岳奥穂高岳大天井岳、燕岳を一望できる位置にあり、北アルプスの主脈との有機的な繋がりを感じずにはいられない、ぽんさん大のお気に入りの稜線です。

 

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中身は粉ポカリ。濃すぎてえげつなかったです、笑
7:27 三俣蓮華岳キャンプ場を出発 三俣山荘で売っていたジュース。ア、アツイ!

  f:id:ponsanponsuke:20190626202824j:plain 振り返って、テント場と三俣山荘、そして背後にそびえたつ鷲羽岳

  f:id:ponsanponsuke:20190626202804j:plain ちょっと歩くと、すすきの向こうに槍。秋ならでは。 今日もいい景色が見られそうな予感です♪

  f:id:ponsanponsuke:20190626202853j:plain 透き通るような快晴のおかげで、登り坂へむかう足も心なしか軽く感じます。

  f:id:ponsanponsuke:20190626202919j:plain スタートしてから50分、すぐに絶景ポイント。 槍ヶ岳へ続く、樅沢岳~西鎌尾根。左手奥には、燕岳方面も見えていました。 いつか、この裏銀座表銀座をつなぐ縦走もやってみたい。

  f:id:ponsanponsuke:20190626203708j:plain この雄大な景色を前に、ぼーっとしてしまいます。

f:id:ponsanponsuke:20190626203733j:plain ぽん助のお気に入りのポーズ、「どぅーん!!」。 ・・・・・・槍ヶ岳の前ではどんなにヘンなのでもカッコよく見えるから不思議です。

  f:id:ponsanponsuke:20190626203809j:plain 三俣峠。ここからはまたしばらく登り坂。

  f:id:ponsanponsuke:20190626203834j:plain 上からみると、槍ヶ岳へと続く稜線がさらにくっきり。

 

f:id:ponsanponsuke:20190626203903j:plain 9:18 三俣蓮華岳山頂。 後ろには、鷲羽岳がどーんとかまえています。裏銀座の大黒柱といってもいいほどの存在感。あの山を越えてきたというのは、少なからず自信になります。

 

f:id:ponsanponsuke:20190626204221j:plain 西には、黒部五郎岳。 有名なカールのコースはぜひとも歩いてみたい。

 

f:id:ponsanponsuke:20190626204251j:plain この日一番のお気に入り写真。 チングルマと槍とのコラボは自分の中でビビッとくるものがあったので、今後も積極的に撮る予定です。

 

f:id:ponsanponsuke:20190626204330j:plain 再び稜線を歩きます。丸山を通って、双六岳まで!

f:id:ponsanponsuke:20190626204522j:plain 最高に気持ちがいい稜線歩き♫  

f:id:ponsanponsuke:20190626204411j:plain 双六岳/双六小屋の分岐。

 

f:id:ponsanponsuke:20190626204630j:plain 三俣蓮華岳双六岳の中間にある、鞍部のところ。 風の通り道になっていて気持ちいい。

 

f:id:ponsanponsuke:20190626204700j:plain 進行方向(南の方角)に見えるのは、弓折岳、抜戸岳、そして笠ヶ岳。 噂に聞こえた、おにぎり山の笠ヶ岳。この長さの道のりを明日1日で歩き切ると考えると途方にくれますが、今いる場所から一直線に繋がってるんだと思うと、わくわくします。縦走の醍醐味ですね。

 

f:id:ponsanponsuke:20190626204733j:plain 双六岳山頂にて。後ろにぼんやり笠ヶ岳が見えます。

 

f:id:ponsanponsuke:20190626204810j:plain 双六岳山頂で少しゆっくりして、再び贅沢な山歩きへ戻ります。 本当は進行方向正面に槍ヶ岳がドドーンと見えるはずだったのですが、ちょうど雲がかかってしまいました。

 

f:id:ponsanponsuke:20190626205022j:plain 左手に今まで歩いてきた山々を拝むことができ、我々の感動を誘います。 烏帽子から野口さん、山頂には行けなかったけど水晶、その後ものすごい登り&下りだった鷲羽。その山々を繋ぐ稜線。あぁ、あの稜線を歩いてきたんだねぇ、また歩きに来たいねぇって言いながら眺めています。壮大な風景に心奪われること間違いなし。

 

f:id:ponsanponsuke:20190626205326j:plain 壮大な景色を360度贅沢に満喫し、双六小屋へ向かう途中にあるケルンに小石を一つ。

 

f:id:ponsanponsuke:20190626205537j:plain ほどなくして双六小屋に到着です。

あぁ、なんて贅沢な1日だったんでしょう。 もう一往復してもいいねぇなんて言いながら、テント立てます。干したいもの干します。

 

3日目は約6kmをCT3時間のところ5時間もかけてゆーっくり満喫しながら歩けた最高の1日でした。天候にも恵まれて、言うことありません!もともとのルートは表銀座を歩いて帰る予定だったので、結構タイトなスケジュールだったのです。 ぽんすけが以前表銀座を歩いて山歩きに目覚めたので、ぽんさんとも一緒に歩きたかったのですが、笠ヶ岳経由で帰路に着く作戦で大成功だったと思いました。 3日目は余裕を持たせたことで、体力も回復、時間たっぷり気にせず歩くことができる幸せを味わうことができました^^

山に入る前に、念のためと思っていくつかルートを考えておきました。体力・気力に合わせて意固地にならず臨機応変に対応していくことも大切だと改めて学んだのでした。

3日目 おわり

 

裏銀座笠ヶ岳 大縦走3日目おわり。 裏銀座+笠ケ岳 縦走④へ続く。。。

 

裏銀座笠ヶ岳 大縦走記事一覧


裏銀座+笠ケ岳 縦走④】ぽんさん&ぽん助のBest of 稜線歩き@双六小屋~笠ケ岳~新穂高温泉

2016/8/11八ヶ岳の主峰と天空の稜線歩き@赤岳・横岳

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こんにちは、ぽんさん&ぽん助です(^o^)丿

【山の日】 2016年の8月11日に新しく制定された祝日。

 

ってことで、ぽんさんぽん助はせっかくなので山に行ってきました( *´艸`)

今回は八ヶ岳赤岳・横岳登りましたよっ(*´з`)。八ヶ岳は南と北で雰囲気が違い、北八ヶ岳は森と湖のあるまさにも○○け姫の舞台のような苔の世界。一方で、今回登った赤岳・横岳のある南八ヶ岳アルペンムードいっぱい。稜線に出たあの瞬間にため息をつかずにはいられない絶景が待ってました。

 

八ヶ岳稜線歩き&静かな山歩きのためにマイナールートであると思われる杣添尾根(そまぞえおね)から稜線をめざし、赤岳&横岳からの絶景と稜線歩きを楽しみました(*‘∀‘) 赤岳や阿弥陀岳権現岳などの急峻な鋭鋒群が目の前に現れ、「かっこいーーー!」を連発。そして、稜線はまるで天空を歩いている気分。

 

初めての南八ヶ岳でしたが、思っていた以上の絶景と満足感のある山歩きができる山でした。今回の山旅で八ヶ岳の人気の理由がよくわかりました(*´з`)

最後まで記事を読んでもらえたら、きっと登りたくなること間違いなし!!の絶景が待っています( *´艸`)

それでは、南八ヶ岳へ行ってらっしゃい~

 

 

登山データ

f:id:ponsanponsuke:20190627095031j:plain ◆行程:5:20 横岳登山口→8:30三叉峰→9:30赤岳展望荘(早めのお昼ご飯~10:10)→10:36赤岳山荘→10:40赤岳山頂→12:30横岳山頂→15:10横岳登山口

◆行動時間:約10時間(休憩・お昼含め)

◆最大標高差:1139m(登山口1760m-赤岳山頂2899m)

◆歩行距離:11.3㎞

◆山頂標高:赤岳2899m,横岳2829m

◆登山口までのアクセス:車 駐車場:海ノ口自然郷 横岳登山口駐車場(約10台)無料

◆山ごはん:新鮮トマトレタスサンド!

百名山バッチ入手場所:赤岳山頂山荘 f:id:ponsanponsuke:20190627095014j:plain

 

海ノ口自然郷登山口~赤岳

f:id:ponsanponsuke:20190627130036j:plain 今回の山旅の始まりはここ。

海ノ口自然郷登山口にある駐車場。山なのに、なぜ、海ノ口

10台ほどの駐車スペースがあります。無料でした。

深夜に神奈川県を出発し、午前3時ごろに到着。仮眠をとって、赤岳山頂へGO!!

 

f:id:ponsanponsuke:20190627130110j:plain さて、でっぱつ!!(出発)

f:id:ponsanponsuke:20190627130136j:plain ここで登山者届が提出できます(^_-)

 

f:id:ponsanponsuke:20190627130412j:plain 横岳登山口までは、別荘地を抜けて進んでいきます。

思いのほか、登山口までが遠い、笑

ちなみに、杣添尾根=そまぞえおねって読みます。

  f:id:ponsanponsuke:20190627130633j:plain しばらく舗装された道を歩くと、橋が出てきます。この橋を渡ってすぐに登山口があります。登山口まで結構遠かった。。。笑

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627130800j:plain すごく、控えめな登山口、笑 若干わかりづらい、、、汗

f:id:ponsanponsuke:20190627140833j:plain 6:00 横岳登山口から登頂開始~

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627140917j:plain 森林帯を登っていきます。

森林限界を超えるまでは北八ヶ岳の雰囲気に似た山稜帯を歩きます。

雨季の北八ヶ岳も素敵でしたよ( *´艸`)↓


2015/7/4-5 雨だからこそ楽しめる!苔とキノコの森林散策@北八ヶ岳


 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627140957j:plain 森林限界を超えるまでは、ひたすらに登ります。

物思いにふけっている風に休んでいるぽんさん、笑

 

ひたすらに登って、、、

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時々物思いにふけってみる、笑

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f:id:ponsanponsuke:20190627141239j:plain そして、キノコを優しい気持ちで見つめてみる、笑

 

 

 

そんなこんなを繰り返していると、急に視界が開けました(; ・`д・´)

 

f:id:ponsanponsuke:20190627141306j:plain 雲海が広がっています(*'▽')

ぽんさん曰く、南アルプス仙丈ヶ岳の頂上への尾根道を彷彿とさせるみたい。

 

 

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だが、しかし、森林限界はまだ超えていないようでさらに続きます、、、

f:id:ponsanponsuke:20190627141424j:plain とは言え、徐々に木々たちの高さも低くなり森林限界を超えたときに待っている景色に心を弾ませます!

それと合わせて、標高が高くなるにつれて息も上がります(; ・`д・´)笑

 

f:id:ponsanponsuke:20190627141518j:plain さーーー!もうちょっとで、樹林帯を抜けますよ!!

 

  f:id:ponsanponsuke:20190627142331j:plain 森林限界抜けたーーー!雲海広がるー!!!

秩父の山々が見えます。金峰・瑞牆あたりでしょうか。

 

f:id:ponsanponsuke:20190627141650j:plain 右にあるのは、赤岳。これから向かいますぜっヽ(・∀・)ノ

 

f:id:ponsanponsuke:20190627141949j:plain 赤岳と富士山と、雲海と森林限界超えたことにテンション上がったのもつかの間、、、見上げるとけっこうな急登。。。 あの、てっぺんに三叉峰の分岐があります。

 

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「おれ、かっこいいだろぉぉ??」としばらく、絶景を目の前に写真撮影。

これから始まる急登の前の一休み(´・ω・)

 

 

 

さ!! 稜線上に出るまで、あとひと頑張り!!

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それにしても、樹林帯を抜けるとこの景色。最高に気持ちがいいなぁ~

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627142434j:plain 左側ののっぺりとしたピークは硫黄岳ですね。

歩くことができれば硫黄岳にも足を伸ばそうと思ってましたが、時間の都合上今回は横岳どまりでした。

 

 

そして、黙々と登ること約30分、、、

(∩´∀`)∩

三叉峰分岐に到着!!! f:id:ponsanponsuke:20190627142504j:plain

今回は赤岳にまず向かって、それから時間をみて横岳+αの予定で歩きます。

 

f:id:ponsanponsuke:20190627142541j:plain 横岳方面。

f:id:ponsanponsuke:20190627142703j:plain 赤岳・阿弥陀岳方面。

それにしても、雲海パワーがスゴイ(/ω\)

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627142754j:plain 赤岳(左)・阿弥陀岳(右)。

かっこよすぎる、、、( ゚Д゚)

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627142908j:plain この稜線歩き最高過ぎる~

ここを歩きたくって、登ってきましたからね(*ノωノ)

切り立った岩の上を歩いたり、鎖場があったりと多少ルートとしては穏やかでない場所かもしれませんが、、、

 

f:id:ponsanponsuke:20190627143029j:plain ゆっくり進めば高所恐怖症のぽさんでも大丈夫でした(^_-)

f:id:ponsanponsuke:20190627143053j:plain いやぁ、それにしても惚れ惚れしちゃう稜線です(*ノωノ)

 

f:id:ponsanponsuke:20190627143147j:plain ところどころに高山植物が咲いていました。青リンドウですね。

 

f:id:ponsanponsuke:20190627143215j:plain 岩稜帯をとっとこ、とっとこ歩きます。

f:id:ponsanponsuke:20190627143254j:plain 両手を使ってよじ登ったりするので、軍手か手袋かは必須です!!

 

f:id:ponsanponsuke:20190627143321j:plain どんどん赤岳が近づいてきました。山荘も見えます。

下にあるのが赤岳展望荘。山頂にあるのが赤岳山頂山荘です。八ヶ岳の人気の理由の一つに山小屋が数多くあって色々なルート取りがしやすというのがあるみたいですね。

 

f:id:ponsanponsuke:20190627143901j:plain この稜線上からはアルプス山塊全周、秩父方面、奥多摩、富士山、東北の山々までぐるーっと360度見渡すことができました。

なんで、今まで登りに来なかったんだろう?と会話するぽんさんとぽん助、笑

八ヶ岳は、信州と甲州の境を20数㎞にわたって南北に貫く山脈である。主要なピークとしては、南から編笠山権現岳、赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、天狗岳縞枯山(しまがれやま)、北横岳、蓼科山など数えられ、このうち硫黄岳と天狗岳のなかほどにある夏沢峠を境として、南側を南八ヶ岳、北側を北八ヶ岳と呼ぶ。 引用:PEAKS特別編集 日本百名山 データBOOK

 

f:id:ponsanponsuke:20190627143959j:plain 近づいて思ったけど、赤岳山頂手前の最後の登り、けっこー急じゃない??(; ・`д・´)

 

f:id:ponsanponsuke:20190627144117j:plain 赤岳展望荘に到着しました~

なんだか、渋い。渋すぎる。

 

 

そしてこの時点で、お腹ペコペコのぽんさん&ぽん助はちょっと早いですが、ランチにします。

今日のランチは新鮮トマトとレタスサンドです( *´艸`)

f:id:ponsanponsuke:20190627144220j:plain 簡単すぎて記事にできないので(笑)、簡単に作り方をご紹介(‘ω‘ )

 

f:id:ponsanponsuke:20190627144343j:plain 材料は、これだけ(*'▽')

けど、山で食べる生野菜にはとてつもない破壊力があり、めっちゃくちゃ美味しかったです。

  やったことといえば、トマトを切って、レタスをちぎって、ケチャップをかけて、ソーセージをはさんで、、、、笑

 

あい。出来上がりっ(*´з`)  

 

そして、ぽんさんが一目れぼれをし、珍しく熱望して購入したニューアイテム。

Helinoxのchair!! たったの450gで、組み立てがとっても簡単なのに、座り心地は抜群。

ものすごく、安定感があってすごくいいよ!って、自慢気に座っています。笑 f:id:ponsanponsuke:20190627144951j:plain

Helinox(ヘリノックス) キャンプチェア チェアワン ミニ ブラック 1822168-BK

 

 

 

早めのランチを済ませたら、赤岳山頂へ向かいましょうか~(*´з`)

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赤岳展望荘を振り返ると、、、

f:id:ponsanponsuke:20190627145228j:plain 画になるなぁ。

 

そして、やっぱり思ったとおりだ!!!笑

ものすごく急じゃないかー、笑

 

f:id:ponsanponsuke:20190627145311j:plain どれだけ滑り台みたいな角度かって、伝わりますかねぇ。

距離にしてみればそれほどないので、山頂までは30分で登れますがそれにしても鋭角~(; ・`д・´)

 

f:id:ponsanponsuke:20190627145417j:plain まさに、よじ登る感じ。

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そんな急峻な道を登っている中腹で、振り返るとこれまた絶景。

 

よじよじよじ登ってくると、、、、間もなく山頂、、、、。

f:id:ponsanponsuke:20190627145546j:plain 赤岳山頂山荘はとりあえずスルーして、、、

 

f:id:ponsanponsuke:20190627145611j:plain おーーー、賑わっていますねぇ(*'▽')

赤岳山頂はすぐそこーーーーー!!!

 

 

赤岳山頂

f:id:ponsanponsuke:20190627145657j:plain イエーーーーーーーイ(∩´∀`)∩

10:36 赤岳山頂に到着~!!

 

標高 2988m 八ヶ岳の主峰です。日本百名山

ここからの展望は抜群で、八ヶ岳全体の山域、遠くには富士山それから北アルプスの稜線、奥秩父の山並み、この上ないくらいに周辺の山を展望することができます。

 

こんなにもたくさんの山域を見渡せる山はそうそうありません。ぽんさん&ぽん助史上、1,2を争う絶景(*´з`)

せっかく今年からできた山の日過ごし方はいろいろありましたが、わざわざ八ヶ岳に登りに来てよかったぁぁぁぁって本気で思いました(/ω\)

 

やっぱり、山に登ることができるうちは、登りたいと思う山に思う存分登りたいなぁっと改めて思うのです。

 

f:id:ponsanponsuke:20190627145756j:plain 山頂には祠が。

 

さて、そうしましたら、登山バッチを入手して横岳に向かいますか~( *´艸`)

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f:id:ponsanponsuke:20190627145902j:plain ネパールのグッズが販売されていました。

ネパールのトレッキングに一人旅で行ったことがあるぽんさんはネパール帽子?を持っているので、真似をして欲しくなったぽん助ですが、自分の足でトレッキングに訪れたときにこそもっと嬉しいんだ!と言い聞かせて踏みとどまりました、笑 いつか、行ってみたいなぁ~

 

f:id:ponsanponsuke:20190627145936j:plain さぁ、今度はこの絶景を見ながら、あの滑り台みたいな道を下っていきます、汗

 

f:id:ponsanponsuke:20190627150105j:plain 午後は曇り予報だったのですが、天気予報はどうやら当たったみたい。右から雲がモクモクモクモク。

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627150252j:plain 来た道を戻りまーす(´・ω・)

f:id:ponsanponsuke:20190627150329j:plain ほんとに、どこで写真撮ってもいい景色。

f:id:ponsanponsuke:20190627150407j:plain ついさっきまで山頂にいた赤岳。

右にあるのは阿弥陀岳ですが、ここから見ると登り返しがキツそう~ 八ヶ岳で登ったことないのは、阿弥陀岳だけな気がする、、、、。  

 

f:id:ponsanponsuke:20190627150525j:plain さて、三叉峰に戻ってきました('ω')ノ

岩陰に荷物をデポって、横岳を目指します!!

これまた、稜線歩きが楽しいのです(*'▽')

 

 

f:id:ponsanponsuke:20190627150549j:plain 三叉峰の分岐から20分もせずに横岳には到着できます(^u^)

f:id:ponsanponsuke:20190627150627j:plain 12:30 

横岳山頂に到着~(∩´∀`)∩

硫黄岳まで行ってしまうと、下山時間の都合上オーバーしてしまうので、今回はここまでにしました。

f:id:ponsanponsuke:20190627150803j:plain あの、のっぺりしたのが硫黄岳。

次回の縦走にお預けちゃん。

あとは、安全に下山するだけ、、、、。

 

 

山頂で写真を撮っていると、どう考えても崖のある方向から60代くらいの、おそらくご夫婦と思われるクライマーが登場!(; ・`д・´)

f:id:ponsanponsuke:20190627150858j:plain え、ええーーーー?!?!

どっから、登ってきたのーーー?!汗

 

f:id:ponsanponsuke:20190627150955j:plain そうしたら、崖の一角に人影を発見、汗

げ、げ、げーーー(゜д゜) 凄すぎる!!

八ヶ岳は、一般の縦走だけでなくアルパインライミング、アイスクライミングのフィールドでもあったんですねぇ。

 

 

ぽんさんとぽん助は、一般縦走が好きです(; ・`д・´)笑   

 

そして、硫黄岳には向かわないことになったので、写真撮影に時間を使ってみた結果、、、

 

飛んでみました、笑

f:id:ponsanponsuke:20190627151327j:plain ぽんさんヒドいな、笑

 

f:id:ponsanponsuke:20190627151353j:plain 赤岳と一緒に。

空飛びたいぽん助。

この絶景は、プライスレス。

 

 

 

あとがき。

記念すべき、はじめての山の日は登山者に人気のある八ヶ岳に登ってみましたが、なるほど人気の理由がよくわかる山でした。

登ってみれば標高差約1100mの登りごたえのある登山道に、歩いてみれば見渡す限りの雲海に囲まれた絶景の稜線歩き。

縦走路が魅力的で八ヶ岳全山縦走をいつかやってみたい!と思わせる今回のプチ縦走でした。

日帰りではもったいないので、泊りでまた行きたいなぁっと次回に期待のぽんさん&ぽん助なのでした。

 

 

おまけの一枚。

f:id:ponsanponsuke:20190627151417j:plain たまにはこんな一枚も。

記念すべき初の山の日は素敵な一日になりました^^

 

おわり。 参考地図↓

山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰 2016 (登山地図 | マップル)

MushRoom.7月のキノコ@巻機山

キノコ好きの、キノコ好きによる、キノコ好きのための部屋。

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※ぽん助の独断と偏見により記録されています。キノコ勉強中のため、間違った情報をお送りしていましたらコメントくださるとうれしいです(^O^)

 

さて、今回の山は新潟県にある巻機山


山行記事2016/7/21 蒼色の稜線。上越国境の優美なひととき@巻機山


樹林帯を登っている間、キノコ応援団が応援してくれているかのようでした( *´艸`)

標高差1200m近くあるこの山のほぼ半分は樹林帯。標高1500m近くなってやっと森林限界を越えます。

その長い登りの間にぽん助が見つけたキノコは14種類!ぽん助の撮影技術が未熟なばかりにかなりブレブレのキノコちゃんの多く、ここに載せられないものがいいくつか、、、涙 多少ブレているものに関しては不覚ですが載せてしまいます、笑

短い記事ですが、可愛いキノコちゃんたちを見てあげてください(´▽`)

 

 

ミニキノコ図鑑(∩´∀`)∩

  タマゴダケ。 夏~秋 広葉樹林・針葉樹林 f:id:ponsanponsuke:20190830111024j:plain  

これは有名ですね。 上の写真が閉じこもっているところ。

f:id:ponsanponsuke:20190830111154j:plain 色が鮮やか。タマゴダケは食べると美味しいと言いますが、見ているだけで十分、汗。

 

タマゴダケモドキ。 夏~秋 針葉樹林・広葉樹林 f:id:ponsanponsuke:20190830111125j:plain このこはタマゴダケに似ていることからこの名前ですが、毒性があるので要注意!

 

ドクベニタケ。 夏~秋 針葉樹林・広葉樹林 f:id:ponsanponsuke:20190830111903j:plain おそらくドクベニタケ。ドクベニダマシかもしれませんが、、、。色が明らかに毒毒しいですよね、、、。

 

アカツムタケ。 春~秋 針葉樹林 f:id:ponsanponsuke:20190830111812j:plain 春から秋にかけてモミやツガなどの針葉樹の枯れ木や切り株上に発生する。有毒だと書かれている図鑑もあるけれど、食べると苦いらしいです、汗

 

ヤマイグチ。 夏~秋 カンバ林 f:id:ponsanponsuke:20190830112015j:plain そっくりなキノコにキンチャヤマイグチっていうのもあります。傘の色がキンチャヤマイグチはもう少し明るいらしい。

 

ツルタケ。 春~秋 針葉樹林・広葉樹林 f:id:ponsanponsuke:20190830112045j:plain 食用だけど、生で食べると中毒を起こす。そりゃ、キノコを生で食べれば中毒起こしそうですよね、、、(; ・`д・´)

 

 

ケシロハツ。 夏~秋 針葉樹林・広葉樹林 f:id:ponsanponsuke:20190830112116j:plain 傘が真っ白。傘が真っ白なキノコにドクツルタケというキノコもあって、このドクツルタケに関しては英名が「死の天使」と言われている通り猛毒のキノコがあります。1本で大人1人の致死量を超える毒成分を持っていて、死亡例もあるそうです。

 

テングダケ 初夏~秋 広葉樹林 f:id:ponsanponsuke:20190830112143j:plain こちらも毒キノコです(; ・`д・´) 見た目はかわいらしいんですけどねぇ。

 

アカタケ。 夏~秋 亜高山地帯の針葉樹林 f:id:ponsanponsuke:20190830112214j:plain これも毒キノコ。明らかに、毒がありそう、、、。

 

 

無念、残念、、、キノコの鑑別はとっても難しい。悔しいけれど、名前がよくわからなかった、キノコちゃんたち(; ・`д・´) f:id:ponsanponsuke:20190830112251j:plain

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あとがき。

山道に沿って生えていて、ぽん助に発見されたキノコは14種類。季節や山域によってもキノコの生息はずいぶん変わってきますが、10種類以上のキノコを見つけることができたのは、ぽん助的にはハッピーでした( *´艸`)

ちなみに、ぽんさんはあまりキノコに関心がないタイプなので山を登っていてもぽん助のキノコ熱はぽんさんには届きません(´・ω・) だけど、いいんです、私はキノコ撮影に対してスキルアップを狙いますよ!笑 きっと、このMushRooms.好きになってくれる人もいるはず(‘ω‘ ) もう、完全に自己満足の世界ですが、せっかくのキノコ写真なので載せていこうと思うわけです。

たまに、こうやってキノコ特集ができればなぁっと思っております。

それでは、キノコ好きぽん助でした('ω')ノ

 

※山で見つけたキノコを食べる際には死亡事故も起こるキノコもありますので十分にお気を付けください。

 

参考文献

新ヤマケイポケットガイド10 きのこ

 

~山ごはん~ まるごとオクラカレーうどん

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まるごとオクラカレーうどんのつくり方

食欲のなくなりやすい夏の山に、、、と思ってカレーうどんを。夏なので、夏野菜も一緒に食べると気分も上がりますよね(∩´∀`)∩

うどんは消化にもいいですし、ちょっとキツめのコースかなぁって思うときはぽん助はうどんを積極的に使います。

 

 

☆prepare☆(3人分)

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□うどん3玉(生麺)

□オクラ1袋

□ツナフレーク1袋

□ズッキーニ1本

□ブナシメジ1袋

□本だし

□カレールー(粉末タイプが溶けやすくて使いやすい)

□水 700mlくらい

 

☆Let’s cook☆

f:id:ponsanponsuke:20190829184414j:plain 出ました!ぽん助お手製のゆるーいチョップボード、笑

ズッキーニは輪切りにしました。

  f:id:ponsanponsuke:20190829184456j:plain ズッキーニとブナシメジを油を引いて炒めていきます。

塩コショウをして、半分くらいはつまみ食いで消えました、笑 山の上で食べる野菜っておいしいですよね('ω')

  f:id:ponsanponsuke:20190829184537j:plain ズッキーニとブナシメジに火が通ったら、一度別の容器に移しておきます。

次に水と本だしを加えて、オクラをまんまるそのまま投入~~オクラは火が通りにくいのでしっかり柔らかくなるまで煮てくださいね。

  f:id:ponsanponsuke:20190829184939j:plain ワイルドだろ~??

うどんを投入(; ・`д・´) す、すごい、3玉入っちゃった、笑

  f:id:ponsanponsuke:20190829185022j:plain カレーのルーをお好みのとろみ加減になるように調整して入れていきます。

ジャワカレーは辛くて元気が出ますが、調子に乗って辛口を入れてしまって辛くて食べるのに苦労した記憶があります、笑 

それを踏まえて、今回はこくまろの中辛+ジャワカレーの中辛で調整しました(*'▽')

やっぱりパウダー状のルーは溶けやすいので使いやすいです。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190829185107j:plain ちゃちゃっと完成( ^^) _U~~

オクラが思いのほか美味しくて、正解だったなぁっと思いました。本だしを入れることでお蕎麦屋さんのカレーうどんを狙ってみましたが、うん、それなりに美味しいおうどんとなります!

この日は標高差1200mのそれなりに歩く山登りでしたが、食後も違和感なく歩けました。

 

 

おっと、この日はデザート付き。

一緒に登った山ガール考案の「チョコっとケーキ」(∩´∀`)∩ f:id:ponsanponsuke:20190829185501j:plain ぽん助初の山ホットケーキ。

焼けるもんだ。そして、いい匂い~

  f:id:ponsanponsuke:20190829185524j:plain 焼けたころを見計らって、4等分くらいに分けてからパンの間にチョコを突っ込み~ ダースのミルク味。

  f:id:ponsanponsuke:20190829185553j:plain なんだか、見栄えがあまりよくないですが、これ美味しいんです(∩´∀`)∩

疲れた体に甘いチョコとホットケーキの優しい味がとっても効きます(#^^#)

 

 

おわり。

 

 

 

2016/7/2-3百花繚乱、上空3000mに広がるお花畑&南アルプスの盟主・北岳

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こんにちは、ぽんさん&ぽん助です(^o^)丿

7月初旬。幻の花、北岳固有種のキタダケソウを狙って北岳に登ってきました。あいにく今年は早くも散ってしまっていましたが、さすが、標高3000mのお花畑は高山植物の宝庫。標高差約1600mと険しい道を登った先に素敵なご褒美が待っていました。

天然の巨大クーラー大樺沢の雪渓や南アルプスの天然水が豊富な沢、岩壁のトラバースや目の前に広がる立ち止まらずにはいられない絶景。変化に富んだ最高に贅沢な山は私たちの心に夏の思い出として印象深く残るのです。

今回はきのこはお預けして、高山植物多めでお届けします(^^)v

それでは、3000m上空の楽園、北岳へ~

 

 

登山データ

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◆行程:

day1 7:00広河原山荘→11:00八本場のコル→12:10北岳山荘→山荘受付しアタックザックで北岳山頂へ

Day2 6:00北岳山荘出発→7:00八本場のコル→9:40広河原山荘

◆行動時間(休憩時間含む):day1 約8時間 / day2 約4時間

◆最大標高差:1672m(広河原山荘1550m-北岳山頂3192m)

◆歩行距離:約13.6㎞

◆山頂標高:北岳 3192m

◆登山口までのアクセス:奈良田へ駐車→バスで広河原

◆山ごはん:豚肉のにんにく漬け野菜ソテー添え

百名山バッチ入手場所:北岳山荘

◆温泉: 西山温泉 湯島の湯

 

Day1 広河原~大樺沢~八本場のコル~北岳山荘

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前日23時ごろ品川に集合し、車で奈良田駐車場へ。

車で来る場合は、登山口のある広河原へはマイカー規制があるため、ここ奈良田もしくは芦安に車を止めてバスで広河原へ向かいます。所要時間は約50分。ちなみに、第2駐車場からバスに乗った方は50分ほど立ってなければならない(ほど混んでる)ので、第1駐車場近くのバス停から乗ることを強くオススメします。

時期によりますが、土日は始発5:30のバスがあります。5時の時点でこの人!さすが開山したての北岳

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広河原ビジターセンターに到着!芦安と奈良田から流れ込んでくる登山客がこんなに!っとちょっとビビります、汗。乗合タクシーもあるので、バスに乗れない場合はそちらも利用できます。ぽん助は前回乗合タクシーでここまできました。

登山届はここの2階でも記入できます。

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広河原山荘に向かうつり橋。これを渡る時には「北岳に来れたんだなぁ」っとテンションが上がります!

つり橋でふざける2人!揺れるんですけどー!ってさっそく楽しい♪ 今回は山仲間Kさんと一緒です。真冬の鷹ノ巣山真夏の上州武尊へ一緒に登ったKさんですが、実はタンパニストを目指していることが発覚!

 

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そして、つり橋を渡ってすぐに広河原山荘。ここは食事が美味しいんですヽ(^。^)ノ 今回下山時に食べた野菜カレーはとっても美味。

2人は登山届を提出しているところ。ここでも記入できます。

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さぁ。山の中に入っていきます。

歩きはじめ、森はうっそうとしています。年に何度も来ることができない山だからこそ、踏みしめる一歩一歩が心弾ませます。

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これぞまさに、南アルプスの天然水。雪解け水が大きな岩の間から流れてきます。

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ヤマハナシノブ。

北岳大樺沢の雪渓脇に群生しています。7~8月。

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ミヤマキンポウゲ

黄色い花をつける高山植物で大群落を作るのはシナノキンバイがよく知られているが、ミヤマキンポウゲの方が花が小さい。

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大樺沢の雪渓。天然クーラーのように、山から吹き降ろしてくる風がひやーーっと気持ちがいいんです。

今回はこの雪渓の横を登っていきます。

左俣コースは二俣から雪渓に沿って大樺沢の左岸(右側)を詰め、雪渓上部で右岸(左側)へ渡り、八本歯ノコルから派生する尾根に取り付きます。例年7月末まではアイゼンを持参した方が無難です。夏道が雪で覆われ、雪渓上を歩かなければいけないからです。雪渓の傾斜は強く壺足での歩行は大変危険を伴います。特に、下りに使う場合はなおさらです。年によっては7月中旬でも12本歯のアイゼンとピッケルが必要な場合がありますから、雪渓の状態を北岳山荘に確認してから出発することをお勧めします。 「日本アルプス登山ルートガイド」より。

ということで、軽アイゼンは持っていきましたが今年は例年より雪解けが早かったせいか使用せず登ることができました。

右俣コースの方は、森林の中を歩いていくイメージ。小太郎尾根周辺のお花畑も素敵だったなぁと2年前を思い出します。

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ひょーーー(^。^) 冷えてる~

天然水+天然クーラー!!

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アイゼンなしで登ったとはいえ、一部雪渓を登らなければならないので、慎重に登ります。こうやって見ると、結構な傾斜、笑

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登ってきましたねぇ。このあたりは浮石が多く、落石に注意です。

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雪渓を登りきると梯子が連続します。八本場のコルまでもう一息!

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ほとんど急登です、笑 一気に標高を稼ぐので高山病に注意!

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ミヤマシオガマ。

他の高山植物より開花が早いらしいです。日本固有種。6~7月。

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コイワカガミ

山地で見られるイワカガミの高山型。日本固有。6~7月。

 

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ガッスガスの中、八本場のコルに到着!

雨は降っていないものの、ガスに覆われている世界。そして、風が強くなってきました。稜線は恐ろしいことになっているんだろうなぁっとゾワっとします、汗

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イワベンケイ

岩場にたくましく生息しています。7~8月。

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イワオウギ。

タテヤマオウギという別名もある。6~9月。

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八本場のコルからは更に梯子が連続します。それに加えて、横からの殴りかかるような風にあおられながら登るのでゆっくり慎重に。

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ゴッツゴツの岩を足場を選んで登ります。岩にマーキングされているので、見失わないように気を付けて!

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この分岐で北岳山頂に行くか、北岳山荘に行くか。

私たちは北岳山荘に荷物をデポって山頂を目指しましたので、ここはひとまずトラバース道へ。

 

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ハクサンイチゲの群生。

このトラバース道がキタダケソウの生息地。生息域は限られていて、トラバース道脇のこのあたりに生息していると後に情報を山荘でもらいました。横殴りの暴風と戦いながら探しましたが、どうにも見つけられません(/_;)

 

 

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トラバース道は、両手を使ってゆっくり行けば難しい箇所はありません。

それよりも、この日は暴風が凄まじく、振り落とされないように慎重でした。御一行様で渋滞中。

 

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おー!!あの鞍部に見えるのは、標高2900mにある北岳山荘!

実はぽんさんは過去数か月にわたって北岳山荘のスタッフとして働いていたこともあり、第二の故郷のような心持で懐かしい~と嬉しそう。

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ミヤマツメクサ。

高山の岩の間にマット状に広がる。日本固有の花。7~8月。

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ミヤマオダマキ

特徴的な花の形ですね。6~8月。

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ハクサンイチゲ

本州中部以北に広く分布。日本固有。6~8月。

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チョウノスケソウ。

和名の由来は発見者の須川長之助にちなんだもの。6~8月。

  f:id:ponsanponsuke:20190702132015j:plain ミヤマムラサキ。

岩場や崩壊地で淡青紫色の花を咲かせる。7~8月。

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ミヤマキンバイの群生!

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おや!暴風とガッスガスで花にばかり目がいっていたけれど、前を見てみるとざわざわしている!同じ方向を見てみると。。。

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いやーーーーーん!! 富士山!

雲海が美しい! ここにきて、急に雲がどこかへ飛んでいきました♪

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北岳山荘まであとちょっと。左奥中央の山頂にちょっとガスがかかってるのが、間ノ岳北岳山荘から往復でCT3時間。

 

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なんだか、おしゃれ~

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北岳山荘到着~

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今回は、天気をみて間ノ岳~三峰岳(ミブダケ)~北沢橋と2日目を考えていたのでもともと小屋泊の予定で、テントは持ってきていませんでいたがここからの眺めは絶景ですね!

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北岳直上にでっかい雲が!!積乱雲なみの分厚さでした。

山荘で受付を済ませてからお昼ごはん。天気が不安定なので、ささっと済ませます。おなかを満たせてから北岳山頂へGo!!

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北岳とぽんさん。画になるなぁ。さあ、ここから高地のお花畑始まり始まり~

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もちろん写真じゃ伝わりませんが、かなりの暴風!

だがしかし、標高3000m近いこの場所に出現したお花畑!! 風なんかへのかっぱ!! ハクサンイチゲの群生です(^o^)

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ミヤマミミナグサ。

和名は高山に咲き、ネズミの耳に似ていることにちなむ。7~8月。

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オヤマノエンドウ・チョウノスケソウ・イワベンケイのコラボレーション!

岩場のプリンセス達。

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奥には仙丈ケ岳高山植物越しの女王様。

高山植物が山に彩りを添えますね~

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キバナノコマノツメ

和名にある駒の詰めとは葉を馬の蹄に見立てたもの。6~8月。

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シナノキンバイ

エゾキンバイソウという別名もある。7~8月。

 

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風が強くてなかなか進みがゆっくりになります。フードをかぶっていないと、耳の鼓膜がおかしなことになりそうなくらいの横風~

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そんな暴風なので、髪の毛を逆立ててスーパーサイヤジンになれるかなぁって富士山めがけて「かめはめ波!!!」ってやった時に限って、風が弱まった画。

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ミヤマシオガマ。

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こんなお花畑素敵すぎー!!間ノ岳も農鳥も見えるよ~!!って風と戦いながらシャッターを押す!でも、花がぶれまくる!!涙

この景色は間違いなく一級品!!

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八本場のコルが見えます!あの尾根を歩いてきたわけです。

 

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山頂までラストスパート!!! さすがに標高も高いだけあって、息が切れます^_^;

 

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シャッキーーーン! 風と戯れ(戦い)ながら、お花畑の中を歩いて山頂へやってきました~

南アルプスの盟主・北岳。標高3192m。

感慨深い~ ぽんさんは山荘で働いていた時に何十回とこの場所に立ったとか。ぽん助は2年ぶり、念願叶ってここに立っています。初北岳のKさんも感激中~

暴風に負けず、途中諦めずに(いや、諦めませんが!)ここまでやってきて良かった!!

 

 

目の前に仙丈ケ岳、甲斐駒、間ノ岳鳳凰三山、遠くの方に奥秩父の山々、中央アルプス八ヶ岳と贅沢なほどたくさんの山を見渡せます。

実は、日本で富士山に次いで高い山は白峰の北岳なんです。白峰は通称白峰三山と称して、3000mを抜く山5座が、南アルプスの北部に連なっているのです。すなわち北岳(3192m)、中白峰(3055m)、間ノ岳(3189m)、西農鳥岳(3050m)、農鳥岳(3026m)がそうなんですね~

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甲斐駒ケ岳がかっこつけてる! かっこつけ甲斐駒! いや、存在がかっこいいな。

いつか、いつか、甲斐駒の黒戸尾根を登りたいとソワソワするぽん助。アルプスの夏は短い。チャンスは逃しちゃいかん!

甲斐駒ケ岳の黒戸尾根と言ったら、日本三大急登の中で一番キツイ登りなのではないでしょうか。

 

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仙丈ケ岳。通称女王様と呼ばれていますよね。甲斐駒と仙丈でナイスカップルってことかぁ?って勝手に妄想中。

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下を見ると、歩いた道が見えます。あの雪渓を登ってきたんですものねぇ。

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あちゃーーー、写真撮った時に限って雲が浮上中~

北なのに、南アルプス、笑

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サービスショット!かっこつけるぽんさん&ぽん助、笑

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いや~これはかっこよすぎるでしょ~の一枚。

だが、タンパニストKさんは、この時寒かったに違いない、笑

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たそがれぽんさん、何を思う。

そういえば、北岳山荘で働いていた通なぽんさんが好きなルートがこの山域にあります。仙丈と塩見岳をつなぐ仙塩尾根っていうのが、ものすごく渋いらしくおすすめとのこと。三峰岳からの景色がまた素晴らしいと2日目のルート考えてくれましたが、明日の天気次第、、、。

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よし、山頂を満喫し、山荘へ帰りますか~

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北岳山荘LOVE!笑 

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山荘への帰り道、事件が起きます!暴風により翌朝のお弁当券が飛ばされてしまった模様です(~o~)

絶景を後ろにして、ものすごい反省するぽんさん。

ポケットのチャックはちゃんと閉めないと飛んで行ってしまいますよ!気を付けて!笑 ちなみに、食券は飛んでしまいましたが、理由を説明したら新たに支払わずに済みました。ありがたや。事件解決、笑

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テント場に続々と家が設置されていきます。

ちょうど山頂から下山が始まったあたりから風の勢いが増して、カメラも手に持っていられないほどの暴風に。小屋に小一時間もすると、外はガッスガスになっていました。

この日は、山荘が超満員!テレビの撮影クルーの人たちも泊まっていたりで小屋はものすごい人でした。

天気も悪いし、早々に布団に入って明日に備えます。就寝19時。

晴れてくれたら、間ノ岳~三峰岳に行けるんだけれども、、、。欲を言えば、ご来光も拝みたいな、、、。

 

 

Day2 北岳山荘~八本場のコル~広河原

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小屋の入り口は人でごった返しています。

天気が思わしくなく、カッパをみなさん着用中。出発は4時予定でしたが、あまりにも天気が悪いので6時まで山荘で様子をみることに。

時間になっても、風は一向におさまらず、濃霧のまま。おそらく昨日と同じパターンではないだろうかと。

無理に進んでも危険と判断し、昨日と同じコースで下山することに決まりました。

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ガッスガスのビューンビューン。

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大きなカメラを担いでお仕事大変。

テント収めるのも大変そう。何か部品飛んで行っちゃうんじゃないかっていうほどの強風。

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タカネヤハズハハコ。の蕾。

8月が花期。

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数メートル先が見えないほどの霧。そして、昨日に引き続いての暴風。

さすがにカメラ片手は危ないのでしばらく封印、笑

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八本場のコルあたりまで降りてくると、ちょっと風が収まります。

そして、ハイマツさんありがとうと感謝をするぽんさん。ほんとにハイマツさんがある場所は風が弱まってるんです。

 

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大樺沢の雪渓まで降りてきました。下りが怖いんです、ほんとに。滑り落ちたら最後、高速のジェットコースター。雪渓を渡ったのはここの一か所だけ。

 

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下ってくると、沢が前日よりも増水してます!

 

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樹林帯まで下ってくると、雨も止んできました。

ぽんさんを探せゲーム! 簡単すぎますね、汗

もう、雨と暴風で無我夢中に降りてきてしまったのでこのあたりになって、遊び始めます、笑

 

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渓流。

夏。

山。

夏の思い出。

プライスレス。

 

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広河原山荘に到着~

11:00前に着いたので、バスの時間まで小一時間。広河原山荘でお腹を満たします。

野菜カレー(^^) ピリッと辛口。美味しくペロっと食べちゃいました。

 

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広河原ビジターセンターに到着~

ただいまショットを一枚。

あぁ、楽しかったなぁ。暴風だったけど、雨に濡れたけど。1日目の午後は奇跡的に晴れてくれて北岳からのプレゼントをもらったかのよう。

また、来年もここに来たいなぁ。

 

 

あとがき。

北岳南アルプスの中で最も高山植物が豊富で7月初旬から8月上旬が見ごろとなります。山頂へは3本の登山道があり、八本歯のコルを経由するルートのみがやや難易度が高いとは言え、登山初心者でも十分登頂可能であると思います。

天気に悩まされた今回の山旅でしたが、標高3000mのお花畑や北岳山頂からの眺めは暴風や雨があったとしても完全にそれらを上回る感動を心に刻むことができました。

若干アクセスがめんどうだなぁっと思うかもしれませんが、ぽん助&ぽんさんは声を大にしてお勧めしたい山であります。

時期によって装備が変わるので、安全に登るためにも事前確認は十分にしておきたいものです。また、高山病対策として前日には十分な睡眠をとるようにすると快適に山登りができると思います^_^

 

温泉

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今回の温泉はこちら。 西山温泉 湯島の湯

奈良田から10分ほど車を走らせた場所にあるこの温泉は源泉かけ流しで温泉が飲めるんです。体内からきれいになろうと思って、ぽん助も頂きました。なるほど、温泉の味がしましたm^

癒されて、2日間を終えたのでした。

 

おわり。

 

参考地図↓ 山と高原地図 北岳・甲斐駒 2016 (登山地図 | マップル)

~山ごはん~ とんこつラーメン

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とんこつラーメンのつくり方

 

丹沢南北縦走の時に作った朝ごはんです。朝やお昼の時間がないときにラーメンは簡単に作れて時短になります。必殺ラーメンの具材(煮卵とチャーシュー)を駆使してあっという間に本格ラーメンの出来上がりです。


2016/5/28-29 満開のシロヤシオを楽しむ初夏の稜線歩き@丹沢(檜洞丸・蛭ヶ岳・丹沢山・塔ノ岳)


 

 

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~山ごはん~ 親子丼

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山でも簡単、親子丼のつくり方

1泊2日の丹沢南北縦走の時に作った山ごはんです。

頑張って登ってきたご褒美にボリュームたっぷりの夜ご飯です。縦走は次の日も山歩きが続くので、夜のメニューはガッツリが嬉しいですね( ^^) _

調理時間も15分程度で簡単に作れますよ^_^

 

 

prepare

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□玉ねぎ(山でカットします)

□若鶏ムネ肉(前日に一口大にカットし、冷凍させます。持っていくときは保冷剤と一緒に、食中毒に気をつけて!)

□卵2つ

□花びらふ

□きのこ

□α米

□調味料:黒糖・しょうゆ・塩こしょう

 

Let’s cook 

調理時間:約15分

  f:id:ponsanponsuke:20190830171419j:plain 今回はこのフライパンを使用。軽くって便利です。  

  f:id:ponsanponsuke:20190830171447j:plain お湯で15分かかるので、調理開始する前にお湯を沸かして準備しておきます。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830171507j:plain 玉ねぎは薄切りでカット。小屋の自炊小屋で調理できるので、カットしやすいです。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830171528j:plain この卵ケース軽くっていいですよ(^^)

エバニュー(EVERNEW) 2ヶ入玉子ケース EBY231

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830171635j:plain 玉ねぎときのこをカットしたら、火を付けて調理開始!

玉ねぎを一番最初に炒めて火が通ったら、きのこを投入。少し炒めます。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830171655j:plain そうこうしている間に解凍されたムネ肉を投入~

この時点で、玉ねぎと肉の焼かれるいい匂い^_^

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830171719j:plain 全体的に火が通ったら、水適量(具材が1/3程度浸るくらい)と黒糖を入れ煮立たせます。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830171748j:plain お肉に火が通ったら醤油と塩コショウで味を調えます。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830171807j:plain そこへ、卵を投入~(^。^) グツグツ火が通るのを待ちます。

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830171826j:plain なんとなく、花びらふを入れて出来上がり( ^^) _旦~~

 

  f:id:ponsanponsuke:20190830171845j:plain 山もりになってしまいました、笑

運動量が多い1日は、味を濃いめにすると箸が進みます(^^)v

このα米はもともとごはんの量が多いんですよね、(^。^) モリモリ食べて、翌日の山歩きに備えましょう!

 

おわり。

 

~山ごはん~ カレーうどん

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乾麺でカレーうどんのつくり方

今回は日帰りだったので、乾麺を使用せず生めんを持っていきました。 だしとカレーのルーがちょうどいい塩梅で、ちょっと肌寒い山頂ではお腹から温まりがっつり食べられます。調理時間も10分弱と短時間で調理できるのでおススメメニューです。

 


この料理を作ったのはこの山登り↓

http://ponsanponsuke.hateblo.jp/entry/ougiyama-momokurayamaponsanponsuke.hateblo.jp


 

prepare (2人分)

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□水

□キノコ・ニンジン(ニンジンは薄めのいちょう切り) f:id:ponsanponsuke:20190830175358j:plain ↑こんな風に切ってジップロックなどに入れていくと時短になります。

□うどん

□ツナフレーク(袋タイプがごみがかさばらなくておススメ)

□黒糖

□カレーのルー(粉末タイプが便利)

 

Let's cook

f:id:ponsanponsuke:20190830175436j:plain 水を入れます。と同時に点火(‘ω‘ )

  f:id:ponsanponsuke:20190830175501j:plain 鍋の中にキノコ・ニンジンと黒糖を入れます。黒糖はどこだぁぁぁ!笑

  f:id:ponsanponsuke:20190830175524j:plain だしの素を入れちゃいます。これを入れることで、うまみアップ☆

  f:id:ponsanponsuke:20190830175541j:plain ツナフレークも入れちゃいます( *´艸`)

  f:id:ponsanponsuke:20190830175600j:plain うどーんをどーんと入れます。2人分を一気に入れましたが、案外収まります、笑

  f:id:ponsanponsuke:20190830175616j:plain カレーのルーも入れちゃいます。徐々に煮立ってくるので、うどんをほどきながら調理していきます。

  f:id:ponsanponsuke:20190830175636j:plain

できましたよ( *´艸`) 簡単すぎー!!笑

あら、おいしそう。っていうか、おいしかったです。 うどんは消化にもいいし、きつめの山登りでも対応できそうなごはんですね。 カレーは食欲増進効果もありますもんね!(←ぽん助が感じているだけ?) 洋服に飛ばないように気を付けて食べてくださいね~(*’▽’)

おわり。

~山ごはん~ 野菜とウインナーごろごろシチュー

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野菜とウインナーごろごろシチューのつくり方

 

肌寒い季節に山でのホワイトシチューはとってもおいしいのでオススメ(^o^)丿今回は隠しダネを入れることで、ぐっとおいしくなる秘策もあります:-)

 

これは、秋の那須岳に登った時の山ごはんです。


この料理を作ったのはこの山登り↓

2015/10/3 必殺ロープウェイ!秋のナス岳でナス入りしちゅー@那須岳


prepare

・水

・冷凍野菜(袋ごとそのまま持ってきて鍋の中に投入)今回持って行ったのはブロッコリーやベビーコーン、いんげんやニンジンが入っているものにしました。スーパーの冷凍コーナーにありますのでお好みで:-)

↑こんな感じのもの。  

・マッシュルーム(袋に入っているものが売っています)  

・ソーセージ(こちらも袋ごと持っていきます。)  

↑ソーセージでもいいですが、こちらもおすすめ☆

 

スキムミルク(これが、隠し味!!)  

・シチューのもと(粉末タイプが使いやすい)

 

Let's cook!

1:鍋に水を入れると材料をどばっと入れる。

2:火をつける。強火でok。

3:シチューの素を入れてとろみ具合をみて調整する。この時一緒にスキムミルクを投入。

以上です。とっても簡単すぎる:-)

  f:id:ponsanponsuke:20190830153743j:plain さて、行程です。。。

鍋に水を入れて、材料を入れて火をかけただけです、笑 ちなみに、冷凍野菜などは山に来るまでにちょうどいい感じに解凍されているので便利!

この状態でしばらくコトコト10分くらい煮て、、、魔法の粉(シチューの粉末)を入れると、、、、

 

f:id:ponsanponsuke:20190830153829j:plain こうなります!!!だだーんん!おいしそう!しかもとってもeasy to cook! ここでコクがアップする秘訣!!スキムミルクです( ^)o(^ )

山に牛乳をもってくることが難しいため、そういう時は「スキムミルク」で代用します!これを加えるだけで、コクがぐぐっと上がります!

私は、シチューやカレーのルーは粉末タイプをおすすめします。山で標高が上がるととにかく沸点が下がり煮込む時間もかかりますし、「待つ」時間がもったいないので、粉末状であると手早く溶けてくれるので助かりますよ(^o^)丿

f:id:ponsanponsuke:20190830154034j:plain そしてこの日は那須岳ということで、ナスが登場。。。

そしてここに、S先輩が持ってきてくれた、、、、ナス!!那須岳にナス!!!を添えていただきます!

f:id:ponsanponsuke:20190830154315j:plain ナス焼きも山の上で食べると絶品。

  f:id:ponsanponsuke:20190830154903j:plain シイタケちゃんはささっと焼いて醤油でいただきます(’U`)

 

今回は鍋ひとつ、とっても簡単にできるホワイトシチューでした!

おわり。

2015/9/18-23 【裏銀座+笠ケ岳 縦走①】憧れの裏銀座へ!北アルプス大縦走 予告編

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ある偉人の言葉。

「大事なのは、『自分がもうダメかも』って思ったそこからがスタート、そこからどれだけ頑張るかで、自分の限界が決まるのです」 by イモト

世界の名峰を踏破してきた大先輩の言葉が、どれだけ支えになったことか。(イモトさんがお笑いタレントではなく、偉大な登山家にしか見えません(笑) ちょっと大げさではありますが、自分の限界に挑戦して、それを超えることができた、そんな4泊5日の山旅だったと思います。

f:id:ponsanponsuke:20190605153423j:plain 舞台は、北アルプスを一刀両断に縦走する裏銀座笠ヶ岳烏帽子岳(2,628m)に始まり、野口五郎岳(2,924m)、水晶岳(2,986m)、鷲羽岳(2,924m)、三俣蓮華岳(2,841m)、双六岳(2,860m)、そして笠ヶ岳(2,897m)。北アルプスを代表する山々を練り歩きます(実際には時間の関係で山頂を拝めなかった山もありましたが…)。5日間、ひたすら標高2,500m超の稜線歩き。天気にも恵まれ、北アルプスの名峰オールスターズを拝み放題。最高の山歩きでした。トレッカー冥利につきます。

が、ぽんさん&ぽん助の登山史上、一番キツかった。総歩行距離43.1km、累計の標高差は5,211m(!)。 気付いたら「しんどい!」「倒れそうorz」を連呼していた、いつもは寡黙に歩くぽんさん。意識朦朧としながらトラバース道を歩いていたぽん助。今でもありありとそのときのキツさを思い返せます。

でも一方で、いや、これだけキツい思いをしたからこそ自分の足で掴み取った景色、稜線や山頂からの景色は絶景でした。ぽんさんはこの縦走のあと3か月間、燃え尽き症候群でした(笑)。あれだけの景色には向こう5年くらい出会えないのではないか、そんな気さえしています。この感動を味わえるなら、またこのルートを歩きたいなと思います(数年は行きたくないけど・・・笑)。みなさんにも自信をもってオススメできるルートです。

そして、ぽんさん&ぽん助の登山経験値がぐぐーんとアップしたかなと思います。もう、ちょっとやそっとの縦走ではへこたれない(笑)心身ともに成長できた山行でした。 特に、縦走中の三食のご飯(自炊)&行動食は、うまくやりくりできたと思います。ぽん助が練りに練っていった結果、効率的にエネルギー摂取できた&山ごはんを楽しめました!そのあたりの学びを、読んでくださってるみなさんにも共有できればと思います。

裏銀座+笠ケ岳 縦走 ハイライト

北アルプスの洗礼!強風&急登で困難を極めた稜線歩き

裏銀座ルートの核心部、水晶小屋への登山道、鷲羽岳山頂への登山道は、「新北アルプス三大急登」にぜひとも加えたいエグい登り。 それに加えて、横っ面をはたくように吹いてくる稜線の風で、視界をさえぎられ、寒さで体力を奪われ、滑落しそうになってヒヤッとする場面も。北アルプスの強烈な洗礼を受けたのでした。 f:id:ponsanponsuke:20190605153742j:plain

②山をやってて本当によかった!北アルプス名峰たちが織りなす絶景

槍ヶ岳奥穂高岳鷲羽岳水晶岳、赤牛岳、笠ヶ岳etc… 今回の縦走路では、日本を代表する名峰たちが、これでもか!というくらいの絶景を見せてくれました。ぽんさん&ぽん助の登山史上類をみない絶景の数々に、癒されながら歩く日々でした。北アルプスの稜線、サイコー! f:id:ponsanponsuke:20190605153903j:plain

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③4泊5日で計12食!軽量化&エネルギー摂取のバランスを考えぬいた、ぽん助渾身の山ごはん自炊術。

今回の縦走の裏テーマは、山小屋に頼らず自分たちの力で生活するというもの。5日間の行程を歩ききるための食糧をすべて自分たちで持ち歩き、調理する。楽なものではありませんでしたが、苦しんだ面も含めて充実した「山旅」となりました。

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今回撮った写真は約700枚、長編物語になりそうなので、本記事ふくめて5つに分けてお届けします。この縦走ルートの魅力を余すところなく語っていますので、ぜひお時間のあるときにご覧くださいね(思い入れありすぎて、ちょっと語りすぎたかも…?笑)

 

登山データ全容

歩いた工程は地図2枚分!総歩行距離43.1km、累計の標高差は5,211m。

◆行程: f:id:ponsanponsuke:20190605153337j:plain

Day1:7:40高瀬ダム(標高1272m)→13:10烏帽子小屋(標高2528m) <行動時間:約5時間30分 歩行距離:4.2㎞>
Day2:5:50烏帽子小屋(標高2528m)→9:30野口五郎岳(2924m)→13:00水晶小屋(標高2893m)→15:45鷲羽岳(標高2924m)→17:00三俣山荘(標高2547m) <行動時間:約11時間 歩行距離:12.1㎞>
Day3:8:00三俣山荘(標高2547m)→9:15三俣蓮華岳(標高2667m)→11:20双六岳(標高2846m)→13:00双六小屋(標高2551m) <行動時間:約5時間 歩行距離:5.9㎞>
Day4:6:30双六小屋(標高2551m)→10:50抜戸岳(標高2812m)→12:30笠ヶ岳(標高2879m) <行動時間:約6時間 歩行距離:9.2㎞>
Day5:5:10笠ヶ岳(2879m)→6:23抜戸分岐→10:50笠ヶ岳登山口(標高1366m)→新穂高温泉 <行動時間:約6時間 歩行距離:約10.1㎞>

◆行動時間:5日間

◆最大標高差:約5211m

◆歩行距離:約43.1㎞

◆登山口までのアクセス:電車&バス

◆山ごはん:【裏銀座+笠ケ岳 縦走⑤】テント泊5日間の山ごはん記録

百名山バッチ入手場所:各山小屋

◆温泉:中崎山荘 奥飛騨の湯

 

 

 

大長編となっております!(^^)!

下記の記事も、ぜひ読んでみてください。

裏銀座笠ヶ岳 大縦走記事一覧


裏銀座+笠ケ岳 縦走④】ぽんさん&ぽん助のBest of 稜線歩き@双六小屋~笠ケ岳~新穂高温泉

 

 

予告編 おわり。